ホラー総合スレ2 [無断転載禁止]©2ch.net
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前スレ
ホラー総合スレ
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/sf/1331394196/ ふーん……。
オレは逆に、クーンツなんぞ引き合いに出すのは、メリットに失礼だと思ったがね。
時代ねえ。
これから50年でも経ってみれば、クーンツは忘れられた流行作家の一人で、残ってるのはメリットの方かも。
古典の力というのはそういうもんだ。 50年後のクーンツは著作権が残ってて古くなってる一番つらい時期っぽいな
まあフランケンシュタインやドラキュラみたいな古典(有名で息が長い)はもう生まれないだろうし
100年後にはメリットみたいな「古典(コアなホラーファンなら知ってる古い作家)」になってるんじゃないかな 若島正がジョン・ブラックバーンについて話のテンポのよさやジャンルミックス的なエンタメ性をクーンツに似てると評してたな
ホラー的な要素中心とするエンタメ小説としてプレーンだからクーンツって引き合いに出しやすいのかもしれん クーンツと比較するなら、メリットよりデニス・ホイートリーだろうよ
ジャンルミックスエンタメ小説で大ベストセラー連発してたんだぜ
生前から濃いマニア層には受けが悪かったので、死後は急速に読まれなくなった
今、少しだけ復活の兆しがあるが……
クーンツみたいな大衆受け流行作家は、ほとんどがそういうコースを辿る ウォッチャーズは読み継がれて欲しい
人間狩りも、俺は好きだ >>179
ブラックバーンとクーンツはちょっとわかるかも
普通のホラーと思わせて宇宙SF的なオチになる話とか両方書いてるよね
ブラックバーンはもっと翻訳されて欲しい
ドーキーに入るかもみたいな話があった気がするが、国書らしくまず第一期が全然終わりそうにないのがなんとも ジオグレイモンの勝ち
ジオグレイモンの勝利
ジオグレイモンの大勝利
ジオグレイモンの完全勝利
ジオグレイモンの圧勝
ジオグレイモンの楽勝
ジオグレイモンの優勝
ジオグレイモンの連勝
ジオグレイモンの必勝
ジオグレイモンの完勝
ジオグレイモンの全勝
ジオグレイモンの奇勝
ジオグレイモンは強いよ
ジオグレイモンは強力だよ
ジオグレイモンは強大だよ
ジオグレイモンは強者だよ
ジオグレイモンは強烈だよ
ジオグレイモンは強靭だよ
ジオグレイモンは強剛だよ
ジオグレイモンは強豪だよ ミステリマガジンが幻想と怪奇特集だったから買ったけど翻訳ホラー小説はひとつだけ……
しかも超自然を扱った怪奇小説ってわけでもない…… >>185
あれ、しかも冗長に思えて最後はすっきりしない展開が多い
イーディス・ウォートンだから買うの見送ったんだけど
超自然じゃないって、どんな話だったの? >>186
砂漠に住む知人の家に招待された主人公
でもそこに知人の姿はない
召使いによると知人はふらっと遺跡に探索に行っちゃったらしい
主人公は何日も待つ
それでも知人は戻ってこない
なんだか召使いの言動が怪しいぞ……
中盤あたりまではこんな感じ
俺はあんまジャンル区分とか意識しないタイプだから判断しかねるけど、ホラーですらないかもしれん >>187
ありがとう
ホラーとミステリ?ってそんなにはっきりわかれないのもあるよね
「スウェーデン・ミステリ傑作集」読み始めたら、最初の短編がいきなり
三十年ぶりの同窓会に当時湖で溺死した友人が現れる
という設定だけならB級ホラー映画っぽい感じだったし もともとSFもミステリも怪奇小説から枝分かれしたものだからね
怪奇小説のオチや過程を合理化したら出来上がったもの ウォートンて誰?と思って検索したら、『ざくろの実』の人かあ
筆力ある作家さんだと思うんだけど(まあ翻訳者によるが)、なんかイギリスの正統派怪談に似ていて
要するにあんまり怖くなく、最後が朦朧法を使用しているというか、どうとでもとれるような終わり方だった というかもろそれ系の王道の人
俺は割と好み
今回の失敗は翻訳がそれ1作しかなかったこと(純ミステリは除く)
年々翻訳件数が減っている ポーランドの怪奇作家グラビンスキの翻訳三冊目「火の書」を読んだ
火がテーマの怪奇短編集で、怪物ホラーだったり狂気ものだったりいろいろで満足
国書にしてはテンポよく一年ごとに出てる感じなのは訳者さんのやる気のおかげなんだろうか >>189
それ広く流布しているようだが、誤解だから
SFもミステリも怪奇小説も、ゴシック小説から枝分かれし時代的にはほぼ平行して生まれた
そして、ゴシック小説のオチは超自然よりも合理的解決の方が多い 読書はたいていKindleだけどホラーは数が少ないのが悩みだわ
だからこのジャンルに限っては紙の本のほうが多い
せめてキングやクーンツやマキャモンくらいは全部電子化してほしいんだけどね >>195
やっぱラインナップが弱いのが悩みどころだよね… 自分はbooklive
昔のホラーというか正統派怪談を集めるのが趣味なので
読むならやっぱり神の本かなあ ホラーに関しては90%電子だな
日本に訳されてないのがほとんどで、原書入手するより電子書籍入手のほうが速いし安い
いまストーカー賞受賞作まとめ読みしてるところだけど
長編賞の未読が残り6作になった。
ストラウブ3作、ランガン2作、トレンブレイ1作。
ストラウブはブルーローズものが入ってるようなので
まとめて読んだ方がわかりやすいと思い、最後に回した。
中短編部門の未入手があと6編。電子化されてないのと、
電子化されてても値段が安くないものばかり。
なので安くなるまで入手を待つ予定。
後は世界幻想文学大賞、英国幻想文学賞の長編にいく予定。
英国幻想文学賞長編は未読が20作超えてるので時間かかりそう。 やるなあ
俺も要所はKindleでちょっぴり、ちょっぴりずつ読んでいる 洋書かあ
目当ての作家がKindleでセールになってるとつい衝動買いしてしまうわ
英語読めないから買うだけだけと すごいなあ
自分は英語はホントにもう全然だめで、早々に見切りをつけた
そして翻訳者が違うと、同じ本だと分かっていても、買ってしまうことがある
『山荘奇談』と『たたり』とか タイトル変えられると、単純に間違えて買いそうになる
訳者同じで文庫化の際にとかはやめて欲しい 翻訳もの、ホラーに限らないけど
文庫とかで発行元が変わってタイトルも変えてくるパターンもやめて欲しい 幽霊とかじゃなくて人間こわっ!てなる作品のオススメありませんか?
もしスレ違いだったらすみません >>206
それはサイコホラーの領域かな。
映画にもなった「黒い家」なんかどうだろう。 >>207
ありがとう!
黒い家は映画も見たし小説も読みました…
サイコホラーとかのスレってあるんですかね もともとはここSF板だからね
サイコ系はミステリー板の方が好きな人が多いのでは >>206
定番は
キング「ミザリー」
ケッチャム「隣の家の少女」
あたりやね
ケッチャムはホラーとノワールの境界作という感じ サイコホラーだとデイヴィス・グラッブ『狩人の夜』とかシオドア・スタージョン『きみの血を』あたりが好き 創元のレイ・ペリー「ガイコツと探偵をする方法」が、喋って歩くガイコツが親友の話だった
ちっとも怖くはないユーモアミステリだったけど
「深い森の灯台」みたいなホラーとしてもミステリとしても素晴らしいのをまた出してくれないかな ちょっと違うとは思うんだけど、吉村昭の「高熱隧道」
ホラーではないけれど、人はゴミ屑のようにぼろぼろ死ぬし
上司は死体を縫い合わせて事故を隠し、新たな作業員を手に入れようとするし
本当に「人間が一番こええよ」と思わせる小説だった 吉村昭なら羆嵐だろ
通夜の真っ最中に乱入してくる羆が
恐ろしくて恐ろしくて震える 羆嵐怖いよね
妊婦が羆に襲われて「腹、破らんでくれ」って叫んだ場面がトラウマだわ
しかも結局腹を破られて胎児が掻き出されていたというのがキツい >>216
個人的にはその行には悲惨さと哀れさは感じたけど、
畜生相手に泣き言は詮無きことで恐怖は感じなかったな。
通夜の件の方が、人間の常識が通用しない怖さがある。
ちなみに同じ羆獣害事件である石狩沼田幌新事件の
「闇の中からの念仏」のエピソードの方が、
その場の情景を想像する外ないせいで恐怖を覚えた。 「畜生相手に泣き言は詮無きこと」なのは恐くないが、「人間の常識が通用しない」ことは恐い?
なるほど異質な思考の恐さというものを感じる ああ、214は>>206へのレスね
>幽霊とかじゃなくて人間こわっ!てなる作品のオススメありませんか?
ってことだったから「高熱隧道」を押したんだ 人間が怖いと言うのなら羆嵐のマタギのジジイが最後に豹変するのは怖い ケン・リュウの短編「烏蘇里羆」が、
スチームパンク風の架空歴史もので、満州で羆と戦う話だった 吉村昭だと「透明標本」とか「少女架刑」とか屍体愛好連想させるような短編が好き
怖いというかぞくぞくする >>217に質問
石狩沼田幌新事件の 「闇の中からの念仏」のエピソード
これは↑何か本が出てる?
興味があってググったんだけど分からなかった >>224
ありがと
やっばり本にはなってないのか
確かにwiki読んだだけでぞっとするところだから
本で詳しく読むのもいいと思ったんだけど
でも本にするのもいいけど(フィクションにせよノンフィクションにせよ)
筆力のある書き手じゃないと、がっかりする作品になりそうだ ケン・リュウの「烏蘇里羆」読んでみた
ケン・リュウは初めて読むんだけど、しょっぱなからいいね〜
熊に襲われる場面では吉村昭にかなわないけれど
構成が秀逸で、何とも言えない後味の悪さが残った
次の「草を結びて環を銜えん」も、ホラーじゃないけど、ものすごく自分のツボ
立ち読み(というか座り読み)だったので四作しか読んでないんだけど
購入することに決定した
揚州大虐殺についても、もっと調べてみようっと シャーリージャクスンの『ずっとお城でくらしてる』が電子書籍化しとるね シャーリー・ジャクスンといえば『日時計』は文庫化しないのだろうか
場所をなるべく取りたくないんだが ぬああああああ気になるううううう
文庫化されない
な 『ジョージ・A・ロメロ 偉大なるゾンビ映画の創造者』を購入
まだ読んでいないんだけど、これ『ゾンビ論 (映画秘宝)』と中身がだいぶかぶってるかなあ
まあ追悼の意味もあるからいいんだけど ややタイミングずれたが今から「戦慄のハロウィーン」なるアンソロジーを読もうと思う 「虚ろなる10月の夜に」
これもハロウィンものといえばそうだった。
ハロウィンの日の儀式を目指して、フィクションや実在のキャラ達による二つの陣営が争う話。
猫や犬なんかの使い魔たちが主役なせいで、ホラーというかほのぼのした印象が強いけど。
竹書房は「ネクロフィリアの食卓 」なんてものも出すそうで、楽しみだ。 竹書房といえば今月終わりのほうにでるロメロリスペクトなアンソロジー『 ナイツ・オブ・ザ・リビングデッド』は買おうと思ってる
実話系怪談や映画ノベライズで有名な会社だけど最近よい感じに変わってきてるような気がするわ 竹書房は今年出た「断頭島 ギロチン・アイランド」みたいに
ズレてる邦題にヘンな帯の煽りをつけなきゃいいんだが 「誰がスティーヴィ・クライを造ったのか?」の内容紹介にある、
スティーヴン・キング非推薦、ってどういうことだよ? お前らがいつも「キングの推薦はアテにならない」って言うから… ”モダン・ホラーの卓越したパロディ”ってあたりの煽り文句だろ >>210
「隣の家の少女」は実話をもとにしてたと知って
ますます怖くなった http://athird.cart.fc2.com/ca8/220/p-r8-s/
>特報!! キム・ニューマンの《ドラキュラ紀元》シリーズが、中短編を追加収録して、アトリエサードより復刊!! 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:51946f6eee861e2451231e2b1d17194f) >>243
これ凄い嬉しい
ただ最近この会社の本が本棚圧迫してきたのでそろそろ文庫化するか電子書籍化してほしい あのラインナップが文庫化すると思ってる層が買ってるのがホラー ナイトランド叢書からなら、初めての現代作家かな
SF含めてだとケイト・ウィルヘルムさんもご存命のようだけど スティ―ヴィクライ、ネタで非推薦じゃなくてキング素で嫌がってたらしい >>237
竹書房は「ネクロフィリアの食卓」もズレたタイトルだった
帯のコメントには久しぶりに名前を見たショーン・ハトスンが
スラッグスとか大好きだし、どうせホラー出すならハトスン出して欲しいぜ 『不死の怪物』読了
面白かった
で゛も一番面白かったのは解説の荒俣広が書いている
平井呈一と上野のうさぎやでどら焼きを食べたところだったw ゾンビ・アンソロジー「ナイツ・オブ・ザ・リビングデッド」、ゾンビ好きなので堪能させてもらった。
ロメロが関わってナイツと複数系にしてるだけあって、ナイト・オブ・ザ・リビングデッドの世界観のいろんな短編が読める。
いや俺はブードゥーのゾンビのファンだ、という人には外れだろうが。 >>251
「ナイツ・オブ〜」生者/死者の2冊とも買うつもりではいるんだが
懐かしい創元の「死霊たちの宴」とどっちが面白かった? ゾンビってチープで汚らしくて下品で
モンスターとしての矜持が微塵もないから好きになれんわ ゾンビが大統領選挙に参加するために次々甦るとかな話もあるしそんなに下品でもない
まあタップダンスで怯むゾンビもいるが ゾンビはモンスター物の系譜ではなくパンデミック物の系譜として語るべき >>252
どっちも好きだけど、どちらかといえば「死霊たちの宴」かな。
ゾンビの中でもロメロの映画「ナイト〜」のアンソロジーという感じで、
「ナイツ〜」の方がちょっと作品の幅が狭いかも。 >>253
ちなみに好きなモンスターは何?
吸血鬼かな? 最近は小説もだけど映画・ドラマ・コミック等で
ヴァンパイア(吸血鬼とは訳さないことがほとんど)が
悲劇やロマンのヒーローになってて恋愛は勿論のこと
下手すりゃ憧れの対象として描かれてるのが納得いかんわ
人間の生き血を吸って生きるおぞましいバケモンだっつーの
第一激しく口臭がキツイって設定を忘れちゃイカン 時代のニーズにあわせて進化していくものなのだよ
口臭とか女にモテないし カーミラって口臭かったっけ?
だとしたらちょっと興奮する でも吸血鬼に血を吸われたって痒くならないらしいじゃん?
蚊より吸血鬼の方がいいよ、やっぱり 狂犬病になって大変なことになるとかな小説あったような そうなのか
やっぱり歯(牙)は清潔にしとけって話か 歯医者に吸血鬼がいく話とか、処女じゃない血を吸うとゲロ吐く話とかあったし
吸血鬼はかっこいいのも含めて自由度が高い素材だと思う モチーフが狂犬病→性病に移り変わったおかげでセクシーになったのかね 首かまれるでしょ。その時にすげー美人の方がいいじゃない。石原さとみのたらこで
ちゅーってされたいじゃない。そういう子供たちの夢がさ、ヴァンパイアを素敵な存在にしたんだよ。 怪ほどき屋のダンジョペア作家南澤径氏の片割れのみなみ氏が11/30に亡くなられたとのこと。
闘病記が凄い。
ttps://twitter.com/sheisgoingtodi4/ 映画の話になるけど「ブレイド」みたいに吸血鬼は憎むべき敵、滅ぼすべき悪でないと物足りんわ
まぁ知能も美学もない不潔で不快なだけの愚劣なゾンビよりはマシだが 知能を発達させて徒党くんで武器も使うロメロゾンビを知らんのか... 7月にロメロがなくなった時、ハレクリシュナゾンビのフィギュア買っちゃった
一万円以上したけど、後悔はしていない >>269
最初のブレイドのボスとか品位も何も無い虐殺魔だったけどな(笑) >>272
「ブレイド」の吸血鬼がスマートでカッコいいとか言ってないぞ?
それに凶悪だからこそ倒されたときにスカッとしていいんじゃないか >>273
低脳で美学もないじゃない
ゾンビはダメで吸血鬼はいいのか?
そもそもロメロゾンビには社会風刺の美学はあるはずなんだがなぁ ゾンビはチープで汚らしい
所詮は低予算映画の産物
てか本来は無給の労働力だし 一連の流れでゾンビを毛嫌いしている人は、個人的に
親兄弟または恋人をゾンビに殺されたんだと思っている
そう考えるとものすごく萌えて、はあはあする ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています