小松左京スレ おそらく第16 [無断転載禁止]©2ch.net
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ここは、『果しなき流れの果に』『復活の日』『日本沈没』「くだんのはは」「神への長い道」など
数々の作品を著わし、日本SF史に不滅の足跡を残した作家、小松左京(1931-2011)のスレです。 ここは異様に電子書籍推しが多いので不都合な事実だろうが、
いま電子書籍から紙の本への回帰が始まっている。
個人的にはまったく予想通りの展開に過ぎないが・・・
https://newsphere.jp/business/20180103-2/
なぜ紙の本が復活? 「美しい本」と独立系書店の取り組みとは 紙本にねぇ…オレは戻らないと思うなぁ…
電子書籍への流れはレコードからCD、ビデオからDVDみたいなもんだよ。
エビデンス?ねーよ、そんなもんw 紙の本を置くスペースが無限にあるのなら、俺だって電子書籍なんか買わねえよ >>539
個人的には電子書籍好きだけどな。
便利グッズ大好き派なもんで。 記憶力も衰えてきて長編読んでても
こいつ誰だっけ?状態。
そんな時に kindle の X-Ray ってほんとに便利。
もう紙には戻れない。 作家本人が自分の本の電子化を一番喜びそうな印象がある。
少なくとも将来は必ずそうなると思っていただろう。
「果てしなき…」でも古い学術文献はある時期に全て情報化されたという一節があった。
そもそもSFを「美しい本」で読んだ覚えがない。
ペーパーバックや文庫で読んだのがほとんどの様な気がする。
まあ量子コンピュータがあるご時世でも、そろばんも精神修養として技芸が保存されているのだから、紙派の方もまだまだ心配することはない。 >>543
だな、確かに御大が一番喜んでKindleを扱っていそうなイメージがあるw
やはり日本のSFはハヤカワか角川の文庫に限る、というのが昭和生まれの感慨。 >>543
実際には、晩年の小松左京が熱心だったのはオンデマンド出版で、電子書籍への関心は薄かったみたいだがな。 >>547
> 電子書籍への関心は薄かったみたい
そうでもないよ、うろ覚えなんだけど初期(2000年ごろ)の電子書籍サイトには小松左京の作品が
DRMなしの生テキストで、けっこうたくさん登録されていたのを覚えている
たしか、「青い宇宙の冒険」を購入したんだよなぁ... ●『復活の日〔新版〕』
小松 左京
2,484円/2018/01/10発売予定
故・生頼範義氏の初刊時装画を使用した、不朽の名作の新版。
http://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000013793/ >>547
オンデマンドを始めたのが2000年頃で全集が2006年だっけ。
携帯電子書籍端末に関しては、Kindleの第1世代がアメリカで出たのが2007年、日本語が使える第3世代は2010年だから、もう少し生きていればっていうifの話だよ。 >>551
部数を相当絞ってるから単価が高くなってるとか?
実際問題、全くの新規読者は最初から相手にしてない、既読者向けのコレクターズアイテムでしょこれは。 >>552
新規も呼び込めや せっかくアメリカの壁で久々に注目されてるのに。 >>554
復活の日については、ご新規さんにはカドカワがキンドル他の各電子書籍プロバイダに供給している版を購入いただくという事で。
しかし、世紀の変わり目頃は小松左京といえばハルキ文庫だったけどとっくに事実上の絶版状態で、
しかも角川春樹事務所はどうも会社として電子書籍には注力していないみたいなんだな。 文春が既存の短編集から切り出して、電子書籍単体として販売した「アメリカの壁」は
けっこう売れたみたい
あれ以来、文春は電子書籍にヤル気を出していて、 『日本沈没』 の完全版を出したり、
「アメリカの壁」が収録されていた電子書籍の短編集の方も、解説や表紙を付けるなど、
内容のアップデートを行ったりしたんだよね ハヤカワはノーベル文学賞とか当てた対応で儲けてるだろうから
他の作家さんはまあ…ってことかね 新潮はどうした
空から落ちて来た歴史とか
はみだし生物学とか
待ってるんだぜ 「アメリカの壁」の解説だけ無料で流してたな。それなりに読み応えがあった。 小説は読む時代から聞く時代へ。
Audible なら小松左京の「まめつま」「くだんのはは」など
ホラー中心にラインナップ。 >>561
視覚障害を持ってる人なんかには良いよね、audible。アメリカなんかでも、
英語を読めない人が多いので読み取り機能付きの電子書籍が発達したって聞いた事ある。
こういう生活に密着した科学技術の発達こそが、御大が描いていた未来の一つの側面のような気がする。 それはいいな。
電子書籍なんかじゃなく、家庭用ロボに本を朗読する
機能をつけるほうがずっと良いね。 今でも電子本をAIスピーカに読ませてVRメガネをかけたら似たようなことはできるような気がする。
オーケーグーグル君やアレクサ君の棒読みで盛り上がるかどうかは別にして。
ただし朗読スキルがAIにコピーされ、さらに個性までつくのも、もはや時間の問題かもしれない。
それに比べて、人の中に混じっても違和感のないような実体人型ロボットはまだしばらく先だろう。
アシモフ三原則なんてありがたいものは影も形もないのだから、嫌な話ではあるが、実体のロボは資金が潤沢な軍事用からなんだろうな。 人間そっくりでなくても、ペッパーとか過不足なくコミュニケーション取れるやん。
アニメの定型表現くらいの表情と仕草が使いこなせれば、不気味の谷のはるか手前でも社会には溶け込めるってのは、ちょっと盲点だったな。 受付にペッパー君は悪くないけど、もし宇野先生を読ませるならVRの方がまだまし。 kindle の洋書なんかは音声読み上げに対応してるのが多い。
自分のリスニング力が知れてるのでなんだけど結構流暢に聞こえる。
一方、日本語読み上げとなるとコンピューターで人工的に
読み上げるとまだまだぎこちないんで audible のように
朗読がメインになる。フランス書院とかも揃ってるけど
そっち方面のものはまだ手を出してない。 ああっ、本当だ!
野々村が2016年に目覚めるのは覚えてたけど、死んだのは2018年か! やめろ。鴨野のばあさんのイメージが黒柳徹子に化けたじゃないか。 作中ではリニア鉄道のトンネルが出来ていなかったっけ?(うろ覚え) ●『復活の日〔新版〕』
小松 左京
2,484円/2018/01/10発売
故・生頼範義氏の初刊時装画を使用した、不朽の名作の新版。
http://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000013793/ 幕末の写真に新幹線のトンネルが写ってるという話ならなんかあったな >>577
脱線するけど生前の小松は永六輔繋がりでトットちゃんと面識ありそうだな こないだも17世紀だかの画に
スマホいじってる男がいるって話題になってたな 最初にスマホ買ったやつってバカだよな。
かける相手もいないのに。 何故「幸せカップルがペアで買った」と考えない?
考えないよな、普通… スマホ会社の社員同士がスマホで電話かけあって
宣伝してた、とか >>584
オレたちには、リカちゃんでんわがあるじゃないか
ただし――
※ ばんごうをまちがえないようにね!
※ おうちのひとにきいてからおでんわしてね! ゴアー!ゴ?ゴアゴア、ゴ?ゴアー!
…わからんだろ? >>590
そしてハテナガ新章が始まるのか。胸熱だな。 ここでオレがハテシナ派の設立を宣言
びっくりするぐらい
誰も乗って来なかった 「えっと、小松左京の、なんだっけあれ、果てしなき永遠の流れのはてに?」
SF好きの友人とこの間交わした会話 「あの、30年くらい前に松竹歌劇団でやってたやつ」 マジレスするなら
手塚氏のお嬢さん手塚るみ子さんじゃね ガラすきのラッシュアワーの電車の中で、人々はお互いに顔を見るのをおそれるように、だまりこくっていた。
チベットかぜ≠ヘ、すでに人々の上に、はっきりした凶兆として、不吉な翼をひろげており、明るい五月晴れの空を見あげれば、人々はそこに不気味な災厄のしるしを見るのだった。――それでも都会生活の陽気なおしゃべりは、そこここに見られないことはなかった。
しかしそのおしゃべりには、どこかうつろなところがあり、溜息の一つ、クシャミの一つが、たちまちそれを不安にみちたひそひそ話にかえるのだった。
灰色の不安は徐々に人々の心の底に、ひろがりつつあるとはいえ、まだ事態を軽く見ようとする候向は人々の中に強くのこっていた。
インフルエンザ?――ワクチンがあるじゃないか。××って風邪薬はきくぜ。漢方薬がいいよ。葛根湯、いやみみずのかげ干しを煎じてだね……。
抗生物質はあまりきかないって話だ。なあに栄養をとって、湯タンポいれてねていりゃ、いっぺんに……。玉子酒にかぎる……。梅干の黒焼きを焼酎にいれて……。
入院? 大げさね、あんた。――『たかが』カゼじゃないの!
たかがインフルエンザじゃないか!……その『たかが』が、どこか心の奥底の方で、『まさか』にかわりつつあった。
人々が、まだ意識に上せていないはるか奥の方で、インフルエンザというシンボルのもつ意味は、徐々にその比重をかえようとしていた。
まさか、インフルエンザなんかで! 野々村ならチベット風邪にかかっても簡単に完治させそうだな >>598
満ちてくる時のむこうに(1991年6月16日 日本テレビ系列にて放映 原作は『リング」シリーズの鈴木光司デビュー作『楽園』) 2009年のジュブナイル版をさらに越えて、今のスマホ全盛期にMM-88が蔓延したら、どういう情報が飛び交うんだろうなあ 南極も安全隔離された場じゃなくなって、人類全滅で終わりそう >>622
ジュニア版復活の日では、地球温暖化のせいで南極の低緯度の地域の気温が高くウイルスが増殖することから、それらの基地を放棄して気温の低い内陸の基地に移動してた ロス氷棚の面積が激減したり、四国くらいの面積の氷山が分離したり。
フェイクニュースなんですかね。 女子高生が南極目指すアニメが放映される時代だもんな……実際に南極観光ツアーもあるし
南極はまだ無事らしいという情報も早々に流れまくって
あっという間に南極の南米大陸側半分はMM-88にやられそう 筒井の霊長類南へみたいに南極に駐留してる軍人が発狂して
南極来訪者を虐殺するかもな 人類絶滅の前に中性子爆弾が炸裂しまくって変性株が早期に出来る可能性も否定しきれんぞ、現状の世界だと(´・ω・`)
当時はまだ、人類が疫病で絶滅しかけてるからって核ボタンに本当に手をかける阿呆はいないって想定できたが、いまはな・・・ 見てきたわよ生頼展の左京翁原画
何故誰も話してないのよキャンキャン ???「俺の持ってる核ボタンはな〜お前が持ってるやつよりでかいぞ〜〜〜!」 もし現在のこの世界が、MM88が流出せずあの狂気のバイオハザードも起きなかった世界だとしたら、
現行のMMシリーズは一体いくつくらいになってたんだろ?MM2000くらいになってたんだろうか?
そしてそれは、当初の目的通りに、弱毒化され『使いやすい兵器』として『完成』しているのだろうか…?
なんて、序文で始まる小説を思いついたオレはひょっとしたら天才かもしれん! 問題はその後だよ
原稿用紙600枚分を文章で埋めるという苦行が待っている
さらには、読者が退屈しないよう、破綻なく面白い物語を展開し回収できないとダメ 「さよならジュピター」の書き出しはたしか
「マックス!」
と呼びかけるセリフで、工夫がないなと思った。
これが「復活の日」の書き出し、たしか
「浮上(ブロー)!」
だと、そう言った人物はアメリカ人、それに答えるセリフはロシア語のたしか「はい、艦長(ダー、カピタン)」でソ連の人、
これで読者は、えっどうなってんの!?と驚いて先へと読み進む。うまいなあと思った。
下手くそSF小説を書いてた高校生が小癪に評論家ぶってな。 >>635
個人的に「見知らぬ明日」の「中国奥地で何か起こっている…」が印象深い ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています