小松左京スレ おそらく第16 [無断転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
ここは、『果しなき流れの果に』『復活の日』『日本沈没』「くだんのはは」「神への長い道」など
数々の作品を著わし、日本SF史に不滅の足跡を残した作家、小松左京(1931-2011)のスレです。 >>736
小松左京の書く女の子は肉感的でプリプリしてる印象
健康的でとてもエロチック ハテハテの、松浦の元恋人もそうだったな。
一番インパクトがあったのは、「アダムの末裔」の「どーれ」の姉ちゃんだな。 逆にほっそりとして色白でおとなしい女の子もよく出てくる やっぱり怖いのは「青ひげと鬼」のカマキリ女だな…
「男をさがせ」の主人公はさて、どうだろうか?女? アパッチ族
野々村
ゴエモン
エスパイの敵の親玉
「石」に出てくるガキ
「人類裁判」の裁判長
強い順番に並べたらどうなるんだろ? 「少女を憎む」の女の子も健康的なタイプだったな。あれは辛い話だけど。 次スレからは>>1に「果しなき流れの果に」の公式略称は
ハテナガだと書いておくべきだな >>747
野々村本人はそんなに強くないでしょ
本篇じゃひたすら逃げ回ってるだけだし
ルキッフとかアイのが強い >>747
てゆうか
個人個人の順番の中に一族を混ぜるの止めんさい
それなら「継ぐのは誰か?」のあの人らとかも入れな。 >>747
そんなもん、ゴルディアスの結び目のマリアに決まっとる。
なんだかわからんけど、ブラックホールの元みたいなの作っちゃうんだぜ。 それなら、ヒゲが生えてる宇宙の女房(「四次元お こ」)の方がつおい 短編集「召集令状」を読んでるんだけど
「二〇一〇年八月一五日」って確かに小松左京にとって
最後の終戦記念日だな。御大には未来が見えてたのか。 幻の第二部、創作メモ発見 小松左京さんの「日本沈没」
ttp://this.kiji.is/389506709213119585
| SF作家、故小松左京さん(1931〜2011年)のベストセラー小説「日本沈没」(73年刊行)の続編となる、幻の「第二部」の
|創作メモが遺品のノートから見つかったと、小松さんの著作権を管理する神戸市の「小松左京ライブラリ」が10日発表した。
| 同ライブラリを運営する小松さんの次男、実盛さん(54)によると、メモには続編のアイデアとして「北半球 世界的凶作」
|「世界各地の難民割り当て」「海上国家」など、複数のキーワードが記されていた。今月1日、同ライブラリで保管していた
|大学ノートに2ページにわたって書かれているのを確認した。
リンク先には自筆創作メモの写真もあり。
「海上国家」というのは公海上のメガフロートみたいなものを想定していたのかと想像するけど、
小松左京読者としては「フラフラ国始末記」を連想したりもする。 >>758
かつて空港用に検討されていたメガフロートはペラペラの平たい鉄箱で、平穏な水域に係留しないと使えない代物だった。
遠洋では回航はともかく、居住は無理の様な気がする。
どうしても遠洋を住処にしたかったら、現時点では普通の船舶しかない。
客船、工場船、農場船、護衛機動部隊…と相当な規模の艦隊になりそう。
燃料は地上への依存が少ない原子力か電解水素だろうか。 原子力空母なら小規模の街一つ分の電力供給できるだろう
平和的に居住空間として利用してくれるならメガフロートのイメージに近い >>759
>客船、工場船、農場船、護衛機動部隊…と相当な規模の艦隊になりそう。
翠星のガルガンティアですか? 進化するとペガッサ市になるんだな。
そしてハワイと衝突する、と。 >>758
これ、谷甲州版『日本沈没 第二部』とどれほど違うん?
甲州版は小松左京と打ち合わせして書いたと聞いた。小松がメモの内容を忘失したのでなければ、甲州版はこのメモの構想を引き継いでるのでは。例えば海上都市は甲州版でメガフロートが出てるし。
科学知見のキャッチアップに熱心だった小松のことだから、何十年もたって書くなら創作メモの焼き直しでなく、甲州版のように最新の概念にアップデートしたはず。 今か?作中では確か50代半ばだったと思った(適当)から、今なら軽く100は超えてるだろうな。 今の年齢は聴かんやろ
作中で50か・・・もう一声。 南極に来る前に息子がカレッジに入る年だったといってたな
もちろん息子も病気で死んだんだろうが
だから吉住とは息子を失った母と母を失った息子の関係になるわけで最後の再会もより大きくなる
映画ではマリトが夫を失い吉住が恋人と子供を失うという意味での補完関係
映画では委員会の中の唯一の女性がイルマらしいが >>768
映画での子供って辰野の息子じゃなかったっけ?
看護師の恋人が辰野の家に行ったら妻は死んでて、息子を連れ出して港からモーターボートに乗り、睡眠薬?の錠剤を二人で多量に飲んで海に出て行く
息子が「お父さん」って叫んだのが南極にいる辰野に聞こえて、辰野がブリザードの中に出て行く・・・のは覚えてる その前に恋人は吉住の子供を過労で流産している
辰野がハム交信でトビーに応えようという場面は映画ではトビーが受信のやり方を知らないためだが原作では無線封止されてるために吉住に止められるのが悲痛 思えばあのボートの場面でも子を失った母と母を失った子なんだよな
あと辰野を妻子持ちにしたことでトビーの悲劇における辰野の狂乱がより明確になった感じだが、こちらの辰野については原作で触れていた吉住の兄一家の要素も加えてるような それにしても、『復活の日』(1964)や『見知らぬ明日』(1969)が数年くらいのタイムラグで
70年代前半に英訳刊行されていればどうなっていただろうか、とは時々思う。
アーサー・ヘイリーやフォーサイスみたいな情報小説のスタイルで本格SFをものする、
というのはこの頃の英語圏に類例はあったんだろうか。 ウインダムの「海竜目覚める」とかが似てるかもしれないな。 >>772
一説、本当にあくまでも一説に過ぎないけど、復活の日がハリウッドで映画化されるという話があったそうな。
それでストーリーそのものがあちらに渡り、色々と話し合ったんだけども、結局不発に終わったそうな。
で、その時その映画会社(名前は失念)に勤めていたのが、若かりし頃のマイケル・クライトン氏。
程なくして、彼は最初の長編SF小説を発表することになった。タイトルは『アンドロメダ病原体』。
だから?と言われてもなんの確証もない話ではあるそうな。 >>774
クライトンは小松が吹聴したから日本では有名だけど、『復活の日』も他の小説の
おいしいネタをつまみ食いしてるしなぁ(小松も認めてる)
物語後半の潜水艦でアメリカ潜入するところは、旅立ちからまるきりネビル・シュート『渚にて』でしょ
元ネタを知らなくても読める筆力はすごいけど、それを言えば『アンドロメダ病原体』もそうだしなぁ 「復活の日」の潜水艦とアマチュア無線は「渚にて」へのオマージュというか本歌取りでしょう >772
1970年の国際SFシンポジウムの関連で、ジュディス・メリルを中心に
日本SFのアンソロジーを英訳出版する計画があったが結局形にならずに頓挫したのだった。
やっぱり、1930年代のアメリカに時間密航して
少年時代のエドワード・サイデンステッカーやドナルド・キーンをSFで汚染しておき、
長じて来日した後に日本SFの英訳・紹介者として活躍させる計画を発動するしかないのかw >>778
ジュディス・メリルは当然ながら日本語を解さないので、
まず日本人翻訳者(矢野徹とか伊藤典夫とか?)が下訳したのを
メリルが英文としてブラッシュアップするという手順だったらしいが、
やはり色々無理があった模様。
翻訳というのはやはり翻訳先の言語のネイティヴが責任をもって行わないと上手く行かない事が多いようだ。
日本SFの英訳刊行は、20世紀にもわずかながらある事はあったが、
本格的なスタートは21世紀まで待たなければならなかったな。
ハイカソルの設立が2009年、また、『小松左京マガジン』誌上でパックンことパトリック・ハーランが
小松左京「人類裁判」を英訳するなんてこともあった。 >翻訳というのはやはり翻訳先の言語のネイティヴが責任を
>もって行わないと上手く行かない事が多いようだ。
逆じゃね?
翻訳元のネイティブがやらないと元の言語の正確な
ニュアンスなんか把握できないと思うぞ。
日本語→英語の翻訳なら、日本語のネイティブが
やったほうが正確に翻訳できるだろう。 関係ないけど、一連の流れで昔の漫才のネタ思い出したwww
マリリン・モンローの霊を降霊します!
『こんにちは、マリリン・モンローよ』
『マリリン・モンローさん、なんで日本語を?英語は?』
『うーん…テレビジョン!』
失礼しました >>780
いや、翻訳は翻訳先の言語の力が一番重要らしい
「欠陥翻訳時評」という連載で、日本のひどい翻訳を暴露してきた別宮貞徳氏によると
日本人が翻訳をやる場合、一番大切なのは日本語力とのこと
別宮: 日本語さえ書ければ英語を少々知らなくても平気です。
英語の意味がわからなくても、ネイティブや英語の達人に聞けばわかる。
日本語は人に聞きようがない。自分の力しかない。
別宮: translate の本来の意味は「移す」ですね。
で、翻訳の場合、何を移すかというと、英語を読んで、まずそこから周囲の状況、
人物の心情を含めたイメージを作り上げる。
そのイメージを、自分のことばで改めて表現する。
つまり、イメージを日本語ということばの媒体に移しかえる
自分の日本語である以上、十人十色で、その人の言語感覚、感性がものを言う。
これは教えようがないんです。当人の creative imagination の所産だから。
イメージを自分のことばで表現する以上、ひとつひとつの語句の意味が辞書に
出ている語義とはちがってくる
翻訳者は自分がどう感じたか、なぜこんなことばや表現をえらんだかを、ひとに
説明できなければいけない。 それでは英語力が怪しい上に日本語表現力の方もアレなNTさんはなんなんだw >>784
あんたは一々つっかかんなよ。
まったく年寄りは気が短くていかんな。 何にせよ、>>780は一つ恥をかいた代わりに賢くなったな! よかったよかった。 富士川発電、身延鉄道、伊豆箱根鉄道を創設、社長を務めた。
富士川発電が東京電灯(現、東京電力)と合併すると取締役に就任。
老人のモデルは複数いるだろうけどこの人もそう? 東京オリンピックが始まると交通渋滞が酷くなりそうだと思いつつ
同時に昔読んだ短編を思い出したりする
東京中の道路で原因不明の渋滞が発生したので原因を探ると
環七(だったかな?)の交差点で車2台事故って喧嘩したのが発端でしたって話 だから最高傑作は『復活の日』『見知らぬ明日』だつーの おれも「見知らぬ明日」は傑作だと思うが、ハテハテには及ばないかな 私見では小松の最高傑作は復活の日
だけど各人それぞれに最高傑作がある 復活の日は名作だよね
小松左京の最高傑作であり代表作 科学小説としての最高傑作は 「復活の日」
観念小説としての最高傑作は 「果しなき流れの果に」 昭和は遠くなりにけり
405 名無しさん@1周年 2018/07/26(木) 17:22:48.30 ID:uJNHTn5k0
>>372
小松左京は さよならボイジャーがどうもな じゃあ、せっかくだから俺はこの「失敗」を推すぜ
鞦韆とか自涜とか聞いたこともない日本語がでてきた それにしてもリュウグウに向かうなら船名はウラシマにして欲しかったな >>801
失敗なんて作品あったっけ?
あかん、大概読んだはずだけどな… >>800
デイブの顔が自動的に(・ω・)に脳内変換されてしまう 80年代後半くらいに非SF作品を集めた短編集が出てたけどタイトル忘れた。
商業デビュー前のシュールリアリズム作品を収録していたと思う。
タイトルを覚えている人いる? 小松や筒井を担当した事のある元文春の高松女史はまだ健在?
終戦の年に文春に入社したそうだから90を過ぎてるな。
日本SFの関係者(コアではなく外縁部だけど)では最長寿かも ブラックホールから取り出した膨大なエネルギーを生活に利用したり爆弾にしたりすることができる Gigazine
https://gigazine.net/news/20180424-black-hole-bomb-and-civilizations/
制御不能になったら他の太陽系に迷惑が・・・ ブラックホールならまだしもイメージホールでこれやったら
周辺住民は発狂するだろうな kindle版の角川文庫「復活の日」が 8/24付けでなぜか新しくなってる
「復活の日」の復活の日 自分は旧Kindle版 『復活の日』 を持っているため、まだ旧版の書籍情報が見られる
そこで新旧の書籍情報を比較してみたところ、ファイルサイズがずいぶん違っている
旧版 4722 KB
新版 1295 KB
旧版は扉に生頼さんのカラーの口絵が2枚収録されていたんだけど、新版の方には
それが収録されていないように見える (無料サンプルでの確認なので詳細は不明)
もしそうだとしたら、46件のレビューとともに生頼さんの口絵の消滅も残念な対応だね 「復活の日」読んでなかったら、大学でカント専攻してなかったかも。その意味では人生に影響を与えた一冊 イマニエル・カントを知らない? 「復活の日」八月第二週のヘルシンキ大学ユージン・スミルノフ教授のラジオ講座の節読んでみなよ。 復活の日を読んで、生化学の道に進もうと決心した。
俺の博士論文はWA5PSリンスキィ博士に捧げられている。 >>823
時代はもうそういうところまで来ている。アフリカ発祥と言われるエイズが世界的に広まったのはもう30年も前さ。 先週、神田明神行ってたら、
萌えキャラが壁に書いたり、ポケモンGOの人だらけだったりしてて、日本沈没してるなぁと思ってた所だ >>825
あなたにとっての先週とは通常時空における何年前ですかね?
cf.
ポケモンGOサービス開始:2016年7月6日
TVアニメ「ラブライブ!」放送開始:2013年1月6日
「ラブライブ」と神田明神の公式コラボは2014年11月より開始
むしろ最近ではブームも一段落してるんじゃないの? 最近の天災ラッシュは思わず日本沈没を連想してしまう >>826
行ったのは今年の8月終わりだけど、ブームとか関係ある?
あの状況になってから初めて行けばそういう感想になると思うかと 豪雨とか地震が起こるたびに「蟻の園」を思い浮かべる。
蟻の巣を突っついて蟻が慌てるのを見るように
人が慌てているのをどこかで面白がって
見ている視線があるんじゃないかと。 TBSドラマ日本沈没20話沈みゆく北海道
小松左京はまさかこうなる事知ってた? >>830
そんな事言い出したら、今頃は熊本は阿蘇山の噴火に消え、奥多摩ではダムが決壊し、
芦ノ湖は水が抜けて、あっちでもこっちでも、エライコッチャになってなきゃおかしくなっちまうw 平成版の映画「日本沈没」で北海道が波打つのわ思い出した
北海道南部から沈没が始まる設定だった >>833
「題未定」は短編集じゃないし>>805にはあたらない
題名が分からないから題不明ってそのまんまだな w >>833-834
爆笑問題の田中みたいにわかりやすくボケを拾ってくれてありがとう(^_^)/~ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています