koboでdeep見つけてまだ幻魔やってたんだ!?と懐かしくなって3日で全巻読破した。

なんだろう…多層世界とか振り子とか、信じる人にのみ通ずる法華経的な、なんなんだろう…。
普通に読めば単なる奇書でしかないのだけども。

内容そのものは楽しめたのだけど、語り口。
昭和時代の作家仲間の内輪の会話を覗いているようなノリ、そして明らかに年寄りが無理矢理21世紀を描写しているみたいな違和感。
携帯電話のログ、とか、着歴のことだけど、使わないよねぇ、ログ。