もし幻魔がエントロピー増大則の具象化なら、知的生物の発生より以前からあったことになる。

ただ、普通のSFの発想だと、エントロピーの極めて低い高次元世界を維持するには
その代償として他の場所でどんどんエントロピーを増大させる必要があるので、
幻魔を使って地球の様な低次元世界の秩序を食い荒らしているのは高次元世界ってことになってしまう。
「世界の中心で愛を叫んだけもの」とか、最近では「魔法少女まどかマギカ」とかね。

現実の世界でもエントロピーの低い西欧世界を維持するには、ってのが「虐殺器官」か。

それは物理法則の話であって宗教ならそれを超えられる、ということかもしれないが、
現実の宗教がやることを見てるとそうとも思えないんだよな。