宇宙全体を幾何学的にとらえたとき、曲率=0 の平面、 曲率>0 の球面、曲率<0 の鞍型
3種類が考えられ、それぞれの面に3角形を描くと、内角の和は各順に180度、180度を超える、
180度未満となる

ちなみに、宇宙の背景輻射の観測で得られたデータを元に算定すると、我々の観測範囲での
宇宙空間の曲率は0に近い非常に平坦なものらしい

というわけで、猿の惑星に話を戻すと、曲がった宇宙空間をぐるりと回って地球に帰ってくると
いうのは考えにくいので、ワームホールを通り戻ってきたか、ブラックホールの影響で軌道が
逸れるかして戻ってきたと考える方が妥当だろうと思う
あるいは、乗員には知らされないまま、元々の計画そのものが未来の地球へ人間を送り込む
目的だったということも考えられる