>>647
俺は逆の感想を持った。
「虐殺器官」の虐殺を引き起こす文法といい、「ハーモニー」の意識を持たない民族といい、伊藤作品はSF的アイディアの斬新性こそが本質だと思う。
ただ、アイディア主導だから映像化に向いていないんだよね。真相の開示がクライマックスになるのだが、登場人物が説明台詞を続けるだけの退屈な映像になってしまう。