純粋に、以前の仕事の補完の意味もあると思うけどね

束の構想では「フーリンの子ら」「ベレンとルーシエン」「ゴンドリンの没落」「エアレンディルの航海」は詳細な物語形式になる予定だったが、
栗の『シルマリルの物語』では整合性を保つために簡略版しか載せられなかった
ずっと心残りだったんじゃないのか
いったん一巻きの物語集であることから離れて独立出版にすることで父の構想を叶えたいんだろう