指輪物語−71
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〜セオデン王『71』歳で没す〜
われらは聞いた、SF板に新スレの鳴り響くのを、指輪スレに知識のひらめきさやぐのを。
2ちゃんねらーは勇んで行った、新スレへ暁の風のように。(中略)
日の明けと日の暮れとに、dat落ちは、過去スレと現行スレとを選びなく奪った。
今かれらはとこしえに眠る、サーバのほとり過去ログの倉庫の陰に。
J.R.R.トールキン教授の『指輪物語』他関連作品のスレッドです。『ネタバレ』あり。
関連スレは2-10あたり。
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http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/sf/1477654822/ 指輪は全部読んでハマったがホビットの冒険は未読。
指輪と違って子供向けの内容て認識でOK? そうだね
指輪物語も一応児童文学のカテゴリーになると思うけど >>730
そうなんだ
海外だと子供の頃から読んでる人多いみたいだからてっきり児童文学かと思ってた ホビットは原文はそこまで子供向きじゃない(少なくとも日本人が読む場合は)と思うが、定番として出てる版は指輪との不整合がかなりある
その辺りは「ビルボが後日、自分の都合で語った本」と思うのが吉
問題は邦訳で、瀬田訳は極端に子供向き、後から出たのは日本語として滅茶苦茶、瀬田訳も誤訳が意外にあるので、指輪が先だと薦めにくい
英語大丈夫なら内容の変わり方が追えるThe History of the Hobbitが個人的にはお薦め トールキンは子供向けの本だからといって
文体を子供騙しにするのをとても嫌っていたから 言語から地理まで一々書き記すくらいの設定厨なんだから
児童向けだからって簡略化するのは我慢ならないんじゃないかい >>732
日本語としてめちゃくちゃという程ではない
憎悪が滲み出すぎだろ
オーバーに言うなら瀬田訳だって誤訳のあまり文の意図や意味がめちゃくちゃになってんのに >>735
横から何だけど、732も「瀬田訳も誤訳が意外にある」と書いてるから「オーバーに言うなら瀬田訳だって」以降はとんちんかんだぞ
人の訳文を論じるなら自分も議論相手の文章をちゃんと読もう
「相手の言ってることを読めてない人が言う語訳って、勘違いも入ってるんじゃないか?」と思われてもしかたない 完璧な訳なんて存在しない
完璧な愛が存在しないように 瀬田貞二と比べるのもあれだが原書房版は誤訳とかじゃなくて単純に言葉選びのセンスがない
岩波版の翻訳についてあれこれ指摘してるわりには最大の意訳であるゴクリをそのまんま踏襲してるし 旧訳の真似するのは悪いことじゃない
問題は、原書房版の翻訳者は全く下勉強してないことに尽きる
あれだけ研究者が多い児童書もそうはないのに、そもそも研究書そのものを翻訳しているのにあの始末 未来の読者の為に現代語訳(という言い方が正しいかどうか分からないけど)を出してみてはどうか 瀬田氏周辺が更新版瀬田訳を出したら知名度的には一番収まるんじゃないかね
でもアーサー・ランサムサーガの新訳を神宮輝夫氏自身が出して
別に元のままでいいところを変更して昔からあった誤訳を放置してるの見て名訳界の根は深いと思った 翻訳者違うのか、それはデカイな。指輪の回りくどい訳が好きだし ガンダルフが誘惑すんじゃねーよとか
アラゴルンが彼は何処にも行ってねーわとか言うのか 井辻朱美もケチ付けるだけ付けて結局何もしなかったしな
読みやすいラノベ風指輪物語が出来ただろうに フェアノールとの会話だったならそれでいいんだけどね >748
井辻氏は、ストライダーという格好良いあだ名を馳夫なんてダサい訳にするなんて!!
ってような事をどこかで言っていたから、もし井辻訳があったらかなり頭痛が痛いものになっていそう。 ホビットに馴れ馴れしく呼ばれることを含めると
ちょっと呼びにくい名前だ ヴィゴモーテンセンの真面目な顔に馳夫のテロップ出たら笑うわ 原作のアラゴルンはもっと真面目だけど
それでもきちんとあのおしゃべりホビットたちと軽快にやり取りしてた >>759
じゃあ 足早(あしばや)さん
結局「その言語に訳すこと」を守るとほのぼの名称になるんだよね
渾名なんだし
その意味では 韋駄天 だって決して悪くない ブリー村であだ名で呼ばれていたときはほのぼのしてなかったけどな 馳夫のネーミングが苦手で原作挫折したからなあ
英国ファンタジーから一挙に日本の時代劇になって萎えた じっさい時代劇だからな
過去の歴史を舞台にした時代物 映画じゃなくて小説見ろよ
橋叩いた時点で杖は木っ端微塵になっている アランリーより寺島さんの方がトールキンらしいんじゃなかろうか。
実写で採用するならアランリーだが。寺島版ゴクリはデカイ蛙でマジ気持ち悪いし >>776
それは「ゴクリのカメオ出演じゃないか?」と言われてるだけでゴクリと確定したわけではない ホビットの冒険のオリジナルバージョンが完成したのは1932年末で
その絵は1932年のクリスマスレターだからほぼ確実扱いだよ >>779
時期一致じゃ確実にはならんでしょ
人間は一つのことだけ考えてるわけじゃない 文章でもネタバレしてるからね、仕方ないね
当時は苦情とかこなかったのか、あれ >>775
もっと酷いのはトーベヤンソンの挿し絵
小説読んでないだろ、と言うレベル
ゴラムがモランになってる 寺島さんの挿絵ってやっぱり日本版だけ?
海外のはあまり見たことがない 君の持っている電子板でぐぐってみよう
しこたま各国版イラストが出てくるぞ でも寺島さんのゴクリってポーリンベインズの挿絵そんまんま流用なんだよな
指輪物語も旅の仲間あたりまでは絵柄かなりトールキンに寄せてきてるし
そりゃお気に入り認定されるはずだ
一方トーベヤンソンは自分の世界を出しすぎてボロクソに叩かれたけど 自分が描いているのはあくまで世界の一部だけだという
教授のこだわりを感じさせる 神の視点で設定を世界の隅々までばらまくのはメルコールの所業と同じですがな こんだけ神々の世界を描いてるのに、ホビット庄でのごちゃごちゃした親戚関係とか
変なこだわりあるのが面白い。○○家のボンクラとは違うとか。 来客が家の物を盗んで行くとか親戚が家の相続の権利を主張しているとか
ファンタジーとは思えないリアルな描写があるけど作家自信がそんな体験をしたのだろうか
ムーミン谷の冬にも似たような記述があったけど 指輪物語は二次創作の敷居めちゃくちゃ高いイメージ。神聖な原作を汚しちゃいけないと思って、恐らく誰もやりたがらないのだろう。
指輪物語の二次創作をやっている人は、一人も見たことがない。 二次創作とは違うかもしれないけど
パロディのような ノービットの冒険―ゆきて帰りし物語
サウロンの立場から描いた ジャクリーン・ケアリーの The Sundering シリーズ
は読んだ トールキンは言語の使い方や言葉選びのセンスが独特だから
二次創作とかいいつつ真似するのは不可能な気がする
パロディは作れても根本には触れられない ゲームブックで角笛城のなんとかってのがあっただろ
あと、指輪物語TRPGもでていたから、それ用のシナリオは全部二次創作。
世界中で二次創作が創られていたわけで、日本国内限定のアレやらコレやらより遙に多いんじゃないかな? 腐女子の二次創作はめちゃめちゃあったよ(過去形)…
原作、シルマリル、終わらざりし、中つ国地図、他関連本全部読んで描いてる人いっぱいいた
Homeまで読んでた人も
コミケ行くとコスプレイヤーも沢山いて映画の前後はすごかった どんなに原作読み込もうが出てくるもんがケツ掘る本とオークの仮装じゃな・・・ 楽しみ方なんて人それぞれだからとやかく言うのは野暮ってもんよ
楽しんだもん勝ち 指輪同人の名誉の為に付け加えとく
ケツ掘るのだけじゃなかったよ
ホビット達やレゴラスギムリの友情やほのぼのしたあったしコメディも面白かった
テングワールの読み書き出来る強者や、HoMeを解説してトリビア書いてる人もいた 初期の草稿ではアラゴルンはホビットでトロッターという名前だったとか
旅の仲間にグロールフィンデルがいるバージョンもあったとか
そういうトリビア本面白かった
連投失礼した >>811
オリキャラ無双とか転生はあまり好きじゃないけどそういう中つ国の改変歴史モノみたいなのは面白そうだね 教授とE・R・エディスンの間で相容れなかったという作品の根底にある哲学って何ですか?
作家同士の関係に詳しくなくて、Wikipedia見るまで二人が仲互いしてたなんて知らなかったのですが 指輪の初期草稿じゃビルボは結婚してたし黄金病にやられてた
ホビットの超初期草稿では舞台自体がベレリアンドだった
私的にまとめようとして私訳を始めたらつい逐次訳してしまって物量に収拾つかなくなって放置したままだなあ 連投ごめん
そういう意味では英語→英語で趣味的解説書ける英語圏を羨ましく思ったよ
日本語だとまず引用箇所を全訳しないといけないし
ベレリアンド云々でおおーと共感してもらうためならホビットだけじゃなくシルマリルリオンの説明も入れなきゃならない
そこでまた引用箇所の原書をあたる→私訳をつける→時間がない無理、で放置した >>813
その記述の出典はトールキンのLetter#199
トールキンはエディスンと一度しか会ってないし、賛同できない点があるとはいえ偉大な作家だとは認めてるので
「仲違いがあった」というほど険悪なものじゃないはず
トールキンはエディスンが傲慢さや冷酷さといった「悪」に許容的だといって反発してたらしい
要するにトールキンの道徳観念からしたら不道徳なところがあったと >>813
戦争を肯定するか否かだよ
E・R・エディスンとは、それ以外ありえんだろ
E・R・エディスンはイギリス政府のトップレベルの上級官僚だった
つまり戦争を仕掛けるか仕掛けられるかの立場にあった
E・R・エディスンはトールキンを「甘い」と一言で切って捨ててる エディスン→目玉焼き派 トールキン→スクランブルエッグ派 目玉焼きにもサニーサイドアップ(片面焼き)とターンオーバー(両面焼き)があるけどどっち? さらに調味料は胡椒派 塩派 醤油派 ソース派 ケチャップ派 麺つゆ派と多岐に渡って太古の昔から互いに相争ってますが なんで甘いってはっきり言われているのに
調味料がそっち方面に偏るのか カラズラス越えるって馬鹿すぎだろ。野宿どうすんだよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています