P.K.ディック -Pエルドリッチの三つのせ15ん
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遙かプロキシマ星系から、謎の星間実業家パーマー・エルドリッチが新種のドラッグ〈チューZ〉を携えて太陽系に帰還した。
国連によって地球を追われ、過酷な環境下の火星や金星に強制移住させられた人々にとって、ドラッグは必需品だった。
彼らはこぞって〈チューZ〉に飛びつくが、幻影に酔いしれる彼らを待っていたのは、死よりも恐るべき陥穽だった……現実崩壊の恐怖を迫真の筆致で描いた、ディック円熟期の傑作長篇。
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P.K.ディック - 14
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sf/1445017512/ Googleブックス - VALIS
https://books.google.co.jp/books?isbn=0547572417
全文検索で、シマウマだか神様だかロゴスだかに接触したよ のところを検索すると、
シマウマZebraは神様Godやロゴスthe Logosと同様大文字で始まる固有名詞にしてあるんだな
この大文字のニュアンスを拾い出すのは難しいかも…
大瀧訳だと、シマウマでなくゼブラにしちゃったんだったか?
Godを神でなく神様とするなら、Zebraも縞馬様とか縞々様とするとか…さすがに やりすぎか やっと買ってきたジャック・イジドアの告白
巻末をパラパラ眺めてみたけど、注釈が200以上、すごいね
訳者のあとがき、編集者の要望に応じたのかもしれないが、ものものしいわりにズレてる…そんな小説じゃないよ
なにしろふつうの小説なんで、もっと執筆された・出版された時代の主流文学と比較した解説がほしかった >>6
「だんだら」とかなんか絶妙にわからない概念語っぽいよね
「ぜぶら」って単語の響き?という感じじゃねーかな…
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P.K.ディック 火星のタ16スリップ ここのスレタイも
P.K.ディック パーマーエルドリッチの三つのせ15ん
にすれば良かった P.K.ディック さ15から2番目のせ15ん
でもよかった スキャナーダークリー読了。
これ、スクランブルスーツとかスキャナーと呼ばれる監視装置がSFっぽいガジェットなだけで内容はまったくSFではないんだね。
いまいち面白さがよくわからなかった。 スキャナーダークリーは
落ちの一本勝負でしょ
あの不条理さがたまらない 自分で自分を監視して、ついに元の自分ですら無くなってしまうというディック節全開なんだけどな。
まあ、読んでてけっこう辛い小説。 >>12
何かさ、後書きによると登場人物の殆んどモデル有るらしい。
一時期薬中だった時の友達だって、そして彼らは遊んでる内にトラックに引かれて皆死亡したってさ。
そう考えると、自伝的小説らしい。 スクランブルスーツってなんやろ?
最初はクローキングなのかなと思ったけど、少し違うみたいだし
あまり役に立ちそうも無い。 映画のアブラ虫シーンは気持ち悪いね。ヤクがきれると虫が身体中這いずり回る幻覚見るらしいけどまさにそのことなんだな >>19
ディックの高校時の同級生でお友達なんだよね 88歳だから天寿だな>ル=グウィン
「天のろくろ」がディックに影響された作品だっと言われてたね
その反面「あなた(ディック)は人間味のある女性が書けない」と批判したとか 言われてみれば、ラノベヒロインみたいなテンプレかもしれないと思えてきた。
例えば『若きウェルテルの悩み』とか読んで、ヒロインのシャルロッテにぜんぜん惹かれない自分のような読者には、ラノベやディックのほうがいいのだけどね。 >>18
何か、アルコール依存症の人は小動物の幻覚見るらしいね。
そういう人のブログ読んだ事有るけど、血だらけの猫の幻覚とか見えるらしい。
そんで、覚醒剤だと小さな塵とかが矢鱈に気に成る事が多いって。
それも、あんまり塵拾いするから指紋が消えるってレベルで微小な塵を拾うんだと。 >>24
中島らもがアルコール依存症で入院したときに知り合った他の患者たちの幻覚を書いてたが
本人が嫌いなものや聞きたくないことが見えたり聞こえたりするみたいだね
夜中に頭が爆発してガラスの破片のように頭が飛び散る妄想に襲われた患者のために
同室の患者たちがみんなで夜通しありもしない頭の破片を
手分けして拾い集めてやった話とかもあったよ 吾妻ひでおもアル中かいてる。
スティーブン・キングもアル中だし、いっぱいいるね。 サンリオ版「あなたを合成します」読み始めたが、1ページ目にて翻訳が酷えと思った。
ハヤカワで復刊されるまで読むの後回しだわ >>27
知ってか知らずかわからんけど
創元で新訳出てるよ? >>29
あらそうなの?
アマゾンの中古なら買えるんじゃない
まあ、創元なら頻繁に復刊するから。 今ディック集めてるとこなんだけどサンリオは全般的にダメ翻訳なの? サンリオ文庫自体がとにかく大量の訳書を出す方針だったから
活動期間は短いのに一時期はハヤカワ創元より棚のスペース取ってた
だから、学生翻訳が混じってて意味わからない珍訳奇書がそこそこの率ある。 大瀧啓裕も、山形浩生が批判するほど悪い翻訳とは思わないけどなあ >>30
創元のディック権利は全て早川が買ったらしいけど? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています