話(筋書き?)と口調(文体?)は一応区別しようよ。
口語の流行りなんて数年で変わるんだから、当時の流行りを正確に写していたかどうかなんて、現在ではあまり意味がない。

漱石の文体だって今の世にあってるとは到底言い難いが、それでも読めるだろ。
平井が漱石並みだというつもりは毛頭ないが、平井作品もそういう類の古い本になりつつある代物だってこと。
無印幻魔の冒頭で出てくる時代描写とか、実感として分かる人の方ががもう少数派ではないか。