たとえば国境から所属不明の部隊が越境して銃撃してきたらどう対応するか、軍には所定の手順が定められている
上級司令部に報告するとか警告を発する、威嚇射撃をして、最後に実際に反撃するとかね

基本的にはいちいち政府の承諾を得なくても軍だけで対処できるようになっている
実際には国際情勢に応じて政治的判断が入るんだろうけど

ビュコックの命令書はそうした意味で軍に与えられた権限内で実戦部隊に上級司令部が
与えたものだと思うけどね