ファーレンハイトは、アスターテ会戦の前の場面でも、ラインハルトに意見しに来た5人の“老将”の中で
最年少だと採り上げられたり、ラインハルトの作戦案を面白がって聞いたり、皇帝の名を出されても
物怖じしなかったりと、シュターデン達とは明確に区別された描写になっている。
早めに声をかけなかったのは、「迎撃戦となるとやや粘りに欠ける」という能力的な問題か、あるいは
軍人にならないと食っていけない=金品に釣られて裏切る恐れがある、という点じゃなかろうか。