>>605 なんかおかしいと思ったが、ヴァルキリーでは。同じ軍の新兵器同士とはいえね…

>>690 ヴァルキリーの場合、主砲ビームそのものを低出力にしてアクティヴレーダーとして使って、反応があったら即出力を上げて効力射をぶち込む。「反応」を評価するシステムに独自の工夫がある。
作中ではまったくの新基軸兵器で、「近距離戦を専らとするビーム砲としては」桁外れな交戦距離を実現し、劣勢にある武装抵抗組織の襲撃ミッションで偉功を発揮したんだが、所詮戦術兵器の枠は出られない、いろんな意味で。
(作中言を借りれば、平和な漁村に突如出現した前世紀の弩級戦艦、だ)

というか、他の板はともかく、この板の住人が宇宙空間の戦争を語る場合、谷甲州<航空宇宙軍史>は暗黙ながら自明の前提として共通知識レベルだと思う。
ハヤカワ文庫で本編完全版5巻+現在進行中の新史(っても作中時代的には4・5巻の間)1巻が出てるよ。17日に単行本で2巻予定。