新・グレッグ・イーガンを語る Part05
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
>>235
クラークやニーヴンとほとんど同じねえ。確かにイーガン作品に出て来る異星人は昔のS
Fとそれほど変わらない気がする。白熱光や直交三部作の異星人も姿形は人類とかけ離れ
ても行動や考え方は理解出来ないほどではない。その辺を突き詰めていくならレムの諸
作のようにコミュニケーション不可能な存在を描くか、円城塔のエピローグみたいに本
当に超絶的な力を持つ知性体が攻めて来たら人類は戦うことさえも出来ないというふう
になると思う。 >>263
ディアスポラで何段階も通訳を挟まないと意思の疎通が出来ない異種族や天然の仮想マシン上の生物が出てきたろ あれってよくわからない計算を生命と解釈するような
変換を見つけたってことだろう
木目が顔に見えるみたいな >>263
たしかに白熱光の知的生命体はヴィンジの「最果ての銀河船団」に出てきた姿形は人類と全く違うがメンタリティはほぼ同じ知的生命体の様で、イーガンらしくなく凡庸だな、と感じた。 あれは意図的に人間と同様のメンタリティに翻訳して描いてるんでしょ
世界の描写自体が現実世界と大きく違って難解なのに
そこで描かれるキャラクターの心理まで人間とかけ離れていては
訳の分からない舞台で訳の分からない話が展開されるだけで誰も理解できなくなる
レムだって、結局のところ人間にとって理解不能な知性そのものは描いてなくて(原理的に描けない)
あくまで理解不能な知性と出会った人間の反応を描いてるわけだから うん、だからつまらなく感じたってこと。
作者の余計なおせっかいと感じるのね。 お手軽感が読んでいて物足りないってのは同感だが
レム的な断絶とは対照的にイーガンは架橋を信じてるっぽいから
高度な翻訳技術は理想を多少反映した設定なのでは >>268
プログラム言語とか物理学とか系統によっては立脚点が違いすぎて
なんだこれ?ってなるが、そういう「理解不能なのじゃないから気に入らん!」ってのは
たぶん君がまだ“その域”に触れたこともないキッズってことでよいか? まだ君は我々の域に達していないということだよ、キリッ! とでも言いたいのかね? ああ?
選民思想を拗らせ過ぎ まあ真の頭のいい理系にしか楽しめないのがイーガンだから>>271みたいに嫉妬するやつもいるよな
せいぜい勉学にはげみなさいw 湯河原で、イーガン本人に会ったことあるんです僕。その時は僕はハーゲンダッツ食ってて、イーガンは、Kindle弄ってて、ちょっと会話しました。 SF(特にハードSF系)は承認欲求を拗らせたオタクに目をつけられ易いジャンルだからなぁ
論文を読むほど頭を使う事なく、満足感を得られる娯楽だよ
まぁ他の文学にも当てはまることだし、作者達自身にも言えそうなことだが おおむね同意だけど、満足感を得るかどうかは大いに疑問だわ
人類の未来、宇宙の果て、世界の可能性、そんなものを1%も知らないまま死ぬかと思うと絶望しかない
若いころはまだ「もしかしたら俺の生きているうちに○○が…」みたいな夢と希望もあったけどな >>275
はやぶさ2の成果だけでも楽しみだけどなぁ >>273
嘘つくな
顔出してないのにどうやってわかるんだよ まあ知能の発達した理系人間にだけ許されたお楽しみがイーガンだからしゃーないな
ま、かわいそうなやつらは星新一とか読んどればいいんだよ イーガン信者だったけど、飽きた俺はどういう評価を受けるのだ? 別にイーガンってハードな理論理解できなくても十分に面白い
まあ理解できるほうがより面白いのは間違いないと思うが どうでもいいけど星新一をそうやって見下すのはやめろよ
頭おかしいのか? >>282
読書をマウントの道具としか見られないうだつの上がらない人なんだからそっとしといてやれよ。 >>229
そんなこと書いているサイトがあったよな? 敢えて暴言を吐くわ。
イーガン作品の理論を理解できていない奴は、本当の意味でイーガン作品を楽しめていない。 SFを読みたい?イーガンを読みましょう。
意識高い系?イーガンを読みましょう。
科学に興味がある?イーガンを読みましょう。
人間未満?イーガンを読みましょう。 >>287
全く、ハード理論すぎてついてけません僕は。それでもパラ読みで楽しい。ゼンデギはロマンチックで感動しました。英語のオーディオブックで読破。
理系知識0に近いのにかなりのファン。Audibleは5冊くらいイーガン作品持ってますw 白熱光は相対論的な世界が日常なので中性子星の様な環境かな?しかし中性子星とは力の方向が逆だよな、と思ってたら、実は全く違う環境であった。 白熱光はあの世界での方向の呼び名で書かれても困るってのはあったな。
あと、情報が足りなさすぎて最初、状況がイメージすらできないから
“穴”なのを英語表現だとどこかで推察できるのが
翻訳で抜け落ちてるのかな?とまで思った。 >>293
巻末の解説を読まないと結局はあの環境を読み取れなかった。 シルトの梯子、白熱光をちょっと前かったから読んでみます。理系の知識はネットで基礎とイーガンのサイト見よう 本当に理系を理解して学問してきた人間にとっては極上の味わいなんだけどなイーガンって
表層的な読み方してる文系かわいそうw “無重力地帯での物体の挙動の描写”から
「ああ、この世界は…」って読者が気付けってのは
あれもう理系/文系ってレベルではないけどな。
むしろ、大気大循環とか理解して説明できる地学に強い人向けっつか
宇宙物理学大好き❤は理系文系とちょっと違うw
(ああこれ…降着円盤…まではわかったぞ!えっへん!) >>293
自分は白熱光読む直前に竜の卵読んでたせいで結構入りやすかったな >>299
竜の卵と力の方向は全く逆方向だから、中性子星じゃないよな?というところまでは分かったのだが。 >>299
俺も「竜の卵」は参考になった。ザックの地図を一目見て、潮汐力だと分かったし。
加えて、ニュートン力学の理論値からズレてきているということから、一般相対論の効果が顕著になる程の
高重力天体の周囲を公転していることまでは分かった。
これはブラックホール位しか考えられないんだが、中盤で中性子星の周囲を公転とか出て??になった。
勿論、最後は納得できた。 つまり、イーガンはエンターテインメントなんですよ。理論はデタラメすぎる 骨のあるSFを読みたい?イーガンを読みましょう。
理系の大学院にいる?イーガンを読みましょう。
観測問題とか、人間原理とか、宇宙論とか、 ライフゲームとか興味ある?イーガンを読みましょう。
自分って何?イーガンを読みましょう。
頭を使いたい?イーガンを読みましょう。
というサイトが見つからないんですが… 白熱光の居住者達は1cmしかない体の何処にあんな高性能な脳みそが収まってるんだろうか やっとシルトの梯子読んだが
4000年越しのセックスしよ、はナカナカ突然なラブストリーだな >>305
時間の流れが外の世界と違うんじゃ無いの?
だから低性能でも使い物になるとか。 >>308
処理は速度を落とす事で対応するとしても記憶容量自体が足りないのでは? 同じグレッグつながりでグレッグベアでは?
読んだことないけどね〜(町田さわ子風) なんか定期的にド譲ネタくるな
と思ったら新刊発売されてたんだな テッドチャンを進める人はいる
今年新短編集でるしね >>266
「観境」が翻訳するから人類とメンタリティはほぼ同じに見えるという
設定
かと >>307
梯子と議論するあたりがシュールやったな >>309
イーガンが繰り返し使っている(ような気がする)ギミックとしてフェムトマシンというブツがあって、
そにしたら一気に1/1000の寸法にできる 体が小さいから肉体操作用の計算が少なくて済むんだろう
実際脳の機能の大半がそっち用だろうし ビットプレイヤーやっと読み終わった
面白かった!
俺は短編の方が好きだが、まだストックがいっぱいあるみたいで、
また訳される事を望む >>310
新しいところでブラインド・サイト。
誰でも知っているがテッド・チャン。 「ブラインドサイト」(ピーター・ワッツ)なら知ってるが
ブラインド・サイト…いったい何者なんだ… なんで作家名聞かれてんのにピーターワッツって言わなかったんだよ >>331
質問者の観境が適切に翻訳することを期待したんだろ >>331
ピーター・ワッツは今のところ「ブラインドサイト」しか読んでないから。
テッド・チャンも「あなたの人生の物語」しか読んでないから同じか。 今更だけど
認識論関係ならグレッグベアの「ブラッドミュージック」が近いんじゃないかな
あと国内の作家なら神林長平の「言壺」とかどうだろう
「ブラインドサイト」は読んだことない(あらすじで敬遠してる)けど面白い? >>334
ブラインドサイトは面白いと思うんだよな。
ヒト的神経構成(=脊椎動物的)が地球的に見ても一般的ではない、という話。 ブラインドサイトは「思いついたのでとりあえず出してみました」みたいな設定が8割のハッタリ小説なのでイーガン的なものを期待するとがっかりする
あらすじで面白そうに見える65536個の流星とか珍妙な設定のキャラとかは本編ではほとんど意味がない そこまで言い切れるのもすごいな
自分が読めてないとは思わないのか 神林風に言えば、肩を掴んで、「おまえはイーガンを全然理解していない」 >>310
「クリスボイス」のキャッチ・ワールドはどうだろう >>342
キャッチワールドは寧ろワイドスクリーンバロック。
バーリントン・J・ベイリーなどに近い。 貸し金庫的な面白さの短編作品教えて
別にイーガンじゃなくてもいいから イーガンの新刊のあとがきに書かれてあった 「創元からチャンの新作が出る」 ことの方がの方が気になる。
創元の公式サイトで検索しても何の情報もないんだが… 創元から出る予定なのはずっと前から言われてるイーガンのテラネシアでしょ
チャンの第二短編集も早川から刊行予定って『SFが読みたい』で予告されてるし >>351
新刊のあとがきは読んだのかね? 答えたまえ Y. Furusawa 古沢嘉通
@frswy
テッド・チャン第二作品集、発売されました。書き下ろし2篇収録。大森望訳の邦訳は、早川から、近刊。Exhalation: Stories (English Edition) Knopf
amazonリンクは省略
チャン新作は早川らしいよ 上のもコレも山岸真のRTから
たにもとまさゆき
@mxTanimoto
SF作家の樋口恭介氏が拙訳書『数学的な宇宙』の書評を書いてくれました。
宇宙・数学・言葉、語り得ぬ実在のためのいくつかの覚え書き ──マックス・テグマーク『数学的な宇宙』書評
https://unleashmag.com/2019/05/07/review_mathematical_universe/
『数学的な宇宙』が面白かった人は、次に読む本として『シルトの梯子』(イーガン)が面白いよ、と勧めてくれています。
最後の方で、本は宇宙、言葉は数学(そしていろいろな本が多宇宙)、という対応について語っています。詩的でありながら、なかなか深いなと思いました。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています