日本のSFの映像表現は
「ウルトラセブン」の「狙われた街」でひとつの頂点を迎える

現代日本人の原風景と言うべき木造アパートの一室で
宇宙人がちゃぶ台を前にして畳の上であぐらをかいている
押し入れを開けると未来的なメカがびっしり詰まっている
日常と非日常の決定的なコントラスト
まさにSF

ところが、これ以降の映像作家はこれのパロディは作ったがこれを越える映像を作ろうとはしなかった