宇宙軍の演習に日本が初参加
https://www.asahi.com/sp/articles/ASLCS7DW6LCRULZU00H.html

10月中旬、米アラバマ州マックスウェル空軍基地内の一室。米国、英国など国ごとに仕切られたブースの一つで、
日本の防衛省、外務省、内閣府、内閣衛星情報センター、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの職員が机上のパソコン画面を見つめていた。

 宇宙空間での軍事作戦をテーマに2001年に始まったこの演習は今年で12回目。
北大西洋条約機構(NATO)加盟国の一部が加わった年もあったが、多くは軍事諜報(ちょうほう)の世界で「ファイブ・アイズ」と呼ばれる米、英、豪州、カナダ、ニュージーランドの5カ国を中心に続けられてきた。
そんな「極めて秘匿性が高いインナーサークル」(自衛隊幹部)の演習に日本が招待を受け、今年、初めて参加したのだ。

各国の宇宙政策に詳しい鈴木一人(かずと)・北海道大学大学院教授は「