1 名前:サンダージョー ★ Mail: 投稿日:2019/12/19(木) 11:15:23.06 ID:CAP_USER
2019.12.16
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/121500730/
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/121500730/ph_thumb.jpg
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/121500730/ph_02.jpg

北米からラセンウジバエを根絶することに成功、ほかの害虫でも

 中米、パナマ運河のすぐ東に、緑の屋根の建物がある。一見、どこにでもある工場のようだが、ここはパナマ政府と米国政府が共同で運営するハエ養殖施設だ。

 この施設では、1週間に数百万匹、1年間に10億匹以上のハエを育て、放している。施設内はほのかに腐肉のにおいがする。ハエの幼虫(ウジ)には、牛乳と卵と食物繊維とウシの血液を配合した餌が与えられている。

 ここで育てられているのはおなじみのイエバエではなく、生きたウシの体に穴を開けて組織を食い荒らすラセンウジバエである。
ラセンウジバエと闘うため、科学者たちは実験室でこのハエを大量に育て、蛹(さなぎ)になったところで放射線を照射して不妊化し、羽化した成虫を中米の原野に放している。以下略