>>432
農地解放は経営基盤の脆弱な零細事業主を大量に発生させただけの愚策だった。
むしろ、小作人には経験も適性も不十分な事業主・経営者の立場を押し付けるのではなく、
彼らの労働者としての権利を十分に保障する(そのために地主層には経営者としての社会的責任を厳しく取り締まる)
方向で農業改革を進めるべきだったのでは。

まぁ、実際には、まさしくそのような新たな労働者階級の出現を恐れたからこそ、
当時の保守政権は零細事業主大量生産の方向で農地改革を進めたのだし、
実際その甲斐あって農家は自民党の大票田になったわけだが。