【天上界から】平井和正★13【またくるね】

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2018/09/08(土) 11:47:00.79ID:WIVFVJnw
前々スレ、前スレに引き続きSF作家故・平井和正氏の霊能、宗教、オカルト関連の話題を主に語りましょう。

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【天上界から】平井和正★11【ごきげんよう】 [無断転載禁止]©2ch.net
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sf/1489898220/

前スレ
【天上界から】平井和正★12【またあした】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sf/1516000255/
2018/09/08(土) 12:38:20.25ID:TY9UdkR1
そろそろ、平井和正のネタに戻すか。
2018/09/08(土) 12:39:55.75ID:TY9UdkR1
石神井のトイレとか、ハルマゲドン改題の話を聞きたい?
2018/09/09(日) 00:03:35.03ID:AKfYoYMA
NHKの石ノ森章太郎番組で幻魔大戦の話題が出てましたな。
2018/09/09(日) 01:56:08.31ID:2+oMnmf8
幻魔大戦でこんなにバズるの久々だな。
もしかしたら、ケーブルテレビのアニマックスとかで角川映画版を放映する以上のバズり具合だった。
NHKは流石に違うね。
2018/09/09(日) 09:14:25.51ID:NekVHJkq
トイレってなに?
2018/09/09(日) 09:38:44.05ID:2+oMnmf8
1980年代の話だけど、
平井和正は石神井に昔住んでた。
近所の公衆トイレには赤い字で平井和正に対する落書きがびっしりと書かれていた。
ひどいらしいと噂が聞こえてきて、徳間の編集者は写真を撮ってこいと言われて撮りに行った。
まあ、それだけの話。
平井和正を偲ぶエピソードを語り合おうよ。
2018/09/09(日) 10:09:29.45ID:ugusPtvb
とはいえ、ネタがないんだよなあ…
2018/09/09(日) 10:53:27.61ID:ztaXHWmJ
ネタならあるよ。ガダラの豚とかの話をダラダラしていたので書けなかった。
2018/09/09(日) 10:57:39.07ID:ztaXHWmJ
魔法大戦第一回などの平井和正肉筆原稿発見。
石森プロの早瀬マサトが魔法大戦第一回の原稿を発見した。
しかし、石森章太郎はそれをほとんど使わずに自分でストーリーを作成して
幻魔大戦連載第一回を書いたと発言。
幻魔大戦 Rebirth 2のスレでは微妙に異論が出ている。
http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/ymag/1521667262/
2018/09/09(日) 11:02:38.08ID:ztaXHWmJ
角川春樹が幻魔大戦のアニメ映画化を決めた理由。
そもそもの動機としては、劇場版銀河鉄道999をみてりんたろうに出版社主導のアニメい映画を作らせようだった。
幻魔大戦を選んだ理由は霊感とかではなかった。
2018/09/09(日) 11:12:09.96ID:ztaXHWmJ
>>11
スマソ。アニメ映画ね。
桂千穂から幻魔大戦を映画化しないのかという意見を受けていたこともあるが、
もう一つの大きな理由は友達の堤清二の息子の堤 康二が当時、幻魔大戦のファンだったから。
実は、西武グループに対するご機嫌取りという面もあった。
西武が良品計画という子会社を作って、無印良品やMUJIブランドを展開したことと
野性時代版幻魔大戦が後に無印幻魔大戦と呼ばれることは全然関係ないとは思う。
2018/09/09(日) 11:15:56.69ID:ztaXHWmJ
1979年の幻魔大戦シリーズは、言い出しっぺは石森章太郎。
石森章太郎と平井和正で話し合い、別々に幻魔大戦を書くことで合意。
石森章太郎は徳間のアニメージュ増刊誌リュウで、独自の幻魔大戦の連載を開始し、
平井和正は徳間のSFアドベンチャーで真・幻魔大戦の連載を開始し、
最初の頃は仲良くやっていた。
2018/09/09(日) 11:19:21.81ID:ztaXHWmJ
平井和正は真・幻魔大戦の執筆中に自分が昔書いた少年マガジン版幻魔大戦の原稿を引っ張り出した。
それを読んで、真幻魔大戦の内容を補完するために、
角川書店の野性時代でノベライズ版の幻魔大戦の飛び石連載を開始する。
これがトラブルの種だった。
2018/09/09(日) 11:23:35.92ID:ztaXHWmJ
石森章太郎はリュウで連載していた幻魔大戦の髑髏都市の章で
松平右留平という作家を登場させていて、
途中で無印幻魔大戦を宗教小説にしてしまっていた平井和正を揶揄するようなシーンを書いている。
実は、石森章太郎は平井和正が少年マガジン版のストーリーをノベライズすることに関して
良くは思っていなかった。
2018/09/09(日) 11:28:15.04ID:ztaXHWmJ
少年マガジン版のストーリーは平井和正が単独で考えたものではなく、
自分がレビューしたり独自で作ったストーリーの部分があったから。
野球部の部室のシーンやその辺は石森章太郎が考えたというのは確からしく、
早瀬マサトも石巻の石ノ森萬画館のイベントでもそこは述べているし、
徳間の編集者も石森章太郎のマネージャーの言い分の中にそれがあったことは記憶していた。
2018/09/09(日) 11:32:33.47ID:ztaXHWmJ
角川映画の幻魔大戦のシナリオ第1稿は少年マガジン版(当時は秋田書店版と呼称)に忠実に作られていた。
シナリオライターは、秋田書店版の漫画が原作だと思い込んでいた。
実は、その時点で、角川春樹も秋田書店版の原作者は平井和正であって、
石森章太郎はそのシナリオで漫画を描いた絵師に過ぎないから関係がないと思っていた。
2018/09/09(日) 11:34:23.91ID:ztaXHWmJ
角川が作っている幻魔大戦のアニメ映画は、角川文庫が原作と言いながら
角川文庫の話ではなく、秋田書店の漫画を原作とした映画だという噂が業界に広まる。
2018/09/09(日) 11:38:16.68ID:ztaXHWmJ
実はTVアニメ業界(はっきりいってしまうと東映動画)の関係者は、
角川春樹がパトロンになって、りんたろうや丸山正雄にアニメ映画を作らせていることを
面白く思っていなかった。
そういう背景があって、映画版幻魔大戦のスタッフはTVアニメの仕事を干される覚悟で
参加しており、りんたろうはそこを配慮し、
干されてもしばらくは食っていけるようにスタッフを高給待遇していた。
2018/09/09(日) 11:42:07.75ID:ztaXHWmJ
角川映画の幻魔大戦の原作は実質的に秋田書店サンデーコミックという話が
石森章太郎の耳に入る。
そこで石森章太郎の加藤マネージャーが角川春樹と平井和正への抗議に動いた。
2018/09/09(日) 11:45:19.30ID:ztaXHWmJ
角川春樹は、石森章太郎に一銭も払う気は当初なかった。
角川映画のお題目は角川書店の本を映画にすることだからである。
加藤マネージャーの抗議に対して、石森章太郎の別の作品で映画を作らせてあげるとか
交換条件を提示したが、加藤マネージャーは引かなかった。
2018/09/09(日) 11:47:39.57ID:Fp1JIZKV
なんだ?幻魔大戦Rスレのコピペ?いや、面白いからいいけど。
2018/09/09(日) 11:51:05.94ID:ztaXHWmJ
角川春樹は一時期、幻魔大戦の映画化が頓挫するかもしれないことを覚悟はしていた。
とはいえ、1983年3月の東宝東和を角川春樹は押さえていたため何かを臨時でつくらなければいけない。
りんたろうに石森章太郎との最後の交渉がまとまらなかったら
殺人狂時代ユリエの実写映画の監督をするように言っていた。
2018/09/09(日) 11:55:19.22ID:ztaXHWmJ
ご存知のように角川映画に関する交渉はまとまる。
交換条件として、石森章太郎は原作者と製作にクレジットされた。

ちなみに、りんたろうと丸山正雄に、「角川映画の幻魔大戦の原作は、結局、秋田書店の漫画の方ですよね」というと
全力で「角川映画版幻魔大戦の原作は誰が何と言おうと角川文庫版だ」と否定してきて、
なんか無理のある理由をつけて原作は角川文庫版なのだと言い張る。
2018/09/09(日) 12:00:31.78ID:ztaXHWmJ
加藤マネージャーは平井和正にも抗議していて
結局、角川文庫20巻分の原稿料と印税の半分を途中から石森章太郎に支払うことになる。
幻魔大戦の題名を使わなければ、21巻以降の話は折版は不要と、
石森章太郎と平井和正の間で話がまとまり、
平井和正は当初の構想を変更し、新たにルシフェル伝の構想を練って、
21巻以降をハルマゲドンと改題する。
2018/09/09(日) 12:10:48.28ID:ztaXHWmJ
「石森章太郎と折半していた」という噂はあったが、
実はこういうことだったらしい。
石森章太郎との共同原作を了解も取らず勝手にノベライズしている平井和正もおかしいし、
秋田書店版の原作者にクレジットされているいずみあすかが何者かを調べない角川春樹も脇が甘いし、
それを当初放置していた癖に映画化が決まったとたんに、無印幻魔大戦の4巻-20巻の印税の配分を要求する石森章太郎も微妙である。

石森章太郎は当時作家としてはポンコツ気味で、昨日の100分de石ノ森で言われたように
コンセプターと化していた。
平井和正も無印を読む限り、観念的な話ばかりでストーリーが一向に進まない状態だった。

1979年の徳間角川幻魔大戦が実質未完で終わったのは
ポンコツ作家と化した原作者たちが足を引っ張りあっていたということが
一因かもしれない。
以上。
2018/09/09(日) 12:12:44.35ID:ztaXHWmJ
>>22
コピペだよ。
でも面白いからいいだろ。
ガダラの豚の話で盛り上がってたら、このスレに書き込めなかったんだ。
2018/09/09(日) 13:13:57.41ID:KpXe63iU
貴重な話をありがとう
勉強になった
2018/09/09(日) 13:27:07.15ID:Fp1JIZKV
なかなか生臭い話でイイねえ。改めて見直すと、イヤイヤ、お金の話は天上界もなんも他人事じゃないもんだwww
2018/09/09(日) 13:44:08.05ID:ddqASJkk
>>26
原作は漫画版も小説版も当時は全部決着なんてついていないんだから、
結末についてはその状態で制作した春樹の問題だと思うがねえ。
春樹はラジオの宣伝番組で、平井和正は私をモデルに東丈を造形した
とか怪しいことを言い出すぐらいだから、思い入れはあったんだろうがな。

アニメ制作者側は精々知恵を絞ったんだろうけど、
平井先生には、幻魔スピリットの何たるかが分かっていないとダメ出しされる始末。
そこまで言うなら、分かってる本人がアイデア出ししてやれよ、とは思った。
2018/09/09(日) 14:14:27.23ID:2+oMnmf8
>>30
「東丈は自分がモデル」って、角川春樹、超テキトー。流石、薬物中毒者だけのことはある。
平井和正自身は否定しているけど、
結局のところ、小説の東丈は高橋信次と高橋佳子の親子がモデルだろ(容姿の瞳が高橋佳子で、霊的な部分が高橋信次)

丸山正雄は、平井和正に批判されたことに関して、「自分たちは当時精一杯やったのに」と残念がってはいた。
また、一見の観客の評価と平井和正の原作のファンの評価が真っ二つに分かれたことも残念がっていた。
一見さんの評価は高い一方で、平井ファンは批判的だった事に関して、
自分たちのプロジェクトは映像的には斬新な映像を生み出すことはできたが、
本音を言うと、文芸的には失敗だったのではないかと反省はあったようだ。

生臭い話をすると、りんたろうと丸山正雄に預けられた予算は2億5千万円。
最終的な収支は1150円の黒字でまさにトントンだった。

ただ、映画自体の配給収入は10億6000万円なので、
プロジェクトとしては成功だったようだ。

当時、出版社主導のアニメ映画という例がなく、
幻魔大戦がその成功例として口火を切ることになり、
徳間書店もアニメ映画製作に参入してくる。
もし角川映画幻魔大戦がなかったならば、名作 風の谷のナウシカは存在しえなかったのかもしれない。
2018/09/09(日) 14:30:14.74ID:pfkFKeQv
幻魔大戦は読んだけど、真は終わりが見えなくて手を出さなかった。
というか、角川に取り込まれの、アニメとタイアップしてリメイク始めので
銭に走った様にしか見えなくて引いていた。着地点も方向も見えなかったし。

どちらかというとSFというよりもアニメ作品のみが神輿に担ぎ上げられて
それをアニメ業界・アニメ好きが持て囃している感じだった。
それが為かSF好きの間では、

「グイン100まで、幻魔99まで。共にまるペの終わるまで。」

なんて言い回しも(揶揄気味に)されていた。

個人的にはウルフガイの方が好きだったので
「はよ幻魔終わらせてニューヨークの続き書かんかい! 青鹿先生どうすんの?」
なんて思っていた。

以上、一ファンの遠い思い出でした。
2018/09/09(日) 14:50:11.22ID:cXM/MeFO
>>32
「まるペ」って何?

なんか当時のアニメファン曰く、1983年3月の公開前までは
アニメ雑誌はクラッシャー・ジョウの特集が多くて、
幻魔大戦の情報はあまり掲載されていなかったらしい。
公開直前に映画のシナリオが出版されて、
角川文庫というより秋田書店の漫画のストーリーになっていて、
小説の読者は驚いたらしい。

ちなみに七月鏡一によると、平井和正はGLAに失望してしまったために
アダルトウルフガイは続編を書けなくなってしまった。
だから、最後の作品は若き狼の肖像らしい。
ヤングウルフガイはご存知の通り、映画公開の翌年に高橋留美子にチヤホヤされて
ラムが虎4に似ているという変な理由で真幻魔大戦第三部を丸投げ放置で終わらせて
黄金の少女を再開させることになりましたね。
2018/09/09(日) 14:51:14.56ID:ddqASJkk
もちろんお金はとっても大事なんだけど、
当時の平井先生の動きには別の意味もあったんじゃないか。

平井先生としては世紀末の滅びをある程度は信じていたんだろ。
それをそらしたくて、春樹とか教祖とかを煽って、間接的に世に働きかけをしていたのではないかと。
どう働いたらいいかまでは分からないから、結局は相手任せなんだけどね。
これもだんだんしょぼくなって、自称狼男(逃げた)とか、ビタミン本とかに続くが。

まあ当たり前のことだが、作家なら作品で勝負しろということかな。
2018/09/09(日) 14:58:49.27ID:ddqASJkk
>>33
SF界隈では有名なペリー・ローダンシリーズだろ。
原作で2600巻以上、日本語訳で500巻以上出てるとか。
まあ幻魔大戦もSF長編界隈では小物だよな。
3632
垢版 |
2018/09/09(日) 15:22:32.39ID:pfkFKeQv
>>35
解説ありがとうございます。

>>33
説明不足でごめんなさい。
>>35が書いて下さった通り「ペ」はペリー・ローダンのペです。

150巻までは間違いなく読んだ覚えがありますが200は読んでないんですよね。
それが今や500巻以上ですか、すげー!としか…。
2018/09/09(日) 15:29:19.55ID:cXM/MeFO
>>35
ありがとう。SFファンの隠語はいつの世も独特だね。
正直、長編SF界隈をよくわかっていないため、
比較の仕方がわからない。

>>34
SFアドベンチャー1982年3月号を読むと
座談会で世の中良くするために幻魔大戦を書いているとは言ってるね・・・
平井和正って、だまされやすくて思い込みの激しい人じゃなかったら、
筒井康隆のようにドライで合理的なものの考え方をする人だったら・・・
いや、無いものねだりをするのはやめよう。
2018/09/09(日) 15:37:17.10ID:2GpS3W2h
>>35
まぁ、幻魔大戦シリーズは、基本平井和正一人で書き続けた小説だったのに対し
ペリー・ローダンは作者が何人もいるわけだからね、同列に語るのはどうかと思うけどね。

>>33
丸投げ放置を全て言霊のせいにしてたんだから、当時の担当さんの苦労を思うと感涙を禁じ得ないよ。
先生、それはあんたが趣味の女に弱いだけだろうがよ、と、血を吐くような叫びが聞こえてきそうだwww
2018/09/09(日) 15:57:09.45ID:ddqASJkk
>>38
ギネスレコード的には個人とチームで意義は違うが、文章の絶対量にはラスボスと四天王程度の差はあるだろう。
日本語訳の近刊は読者の老眼対策として文字が大きい、とあるから少々不安はあるが。

チームと言えば、例えばデビルマン(作者は存命だが)ならコラボ企画に多数の漫画家が揃うが、
幻魔でそれをやろうとしてもなかなか揃わんよな。
昔の徳間ムックに永井豪や吾妻ひでおが企画物を書いていたぐらいか。
あとは弟子筋のRebirthか。
2018/09/09(日) 16:47:39.71ID:cNUY3pJR
久々に古参ならではの深い書き込みが並んでるな。
マルぺなんで何十年ぶりに目にしたぞ(^^;)
2018/09/09(日) 17:25:08.68ID:LBuEr3wp
推測の域を出ないものばかりだからデマかもしれんが
いつぞや早瀬氏がアップしていたアニメ幻魔の初期脚本が漫画版に忠実なものだったあたり
なんらかのトラブルがあったことだけは確かなんだろうなあ
2018/09/09(日) 21:34:49.18ID:onPnlQ26
>>9
人のせいにするなよ。
2018/09/09(日) 21:51:57.25ID:NbsVojhp
面白い話がいっぱい聞けてよかった
ありがとう
俺は平井作品が好きなだけでそういった裏話はさっぱり知らなかった
こういうの聞くと、幻魔やウルフガイが迷走した理由や状況がなんとなくわかってくるね
俺は当時はさっぱり進まない状況にただイライラして、ひらりん真面目に仕事せーや!って思ってただけだったわ
2018/09/09(日) 21:56:26.09ID:onPnlQ26
宗教団体や教祖の悪口言えた立場じゃないね。
自分だって充分汚い。
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