平井和正の読者って、読解力の無い人が多くない?
会話をすると、耳や目についた単語だけキャッチするにとどまって、
接続詞や助詞や副詞込みの文脈として理解していない人が多い。
たぶん、生頼範義の絵に魅かれて、漫画を読むように小説を読んでいた人が多いような・・・
センター試験の現代文を解かせたら、ボロボロな点を取るのではないだろうか。

ラノベがない頃は漫画のシナリオみたいな小説として平井和正が贔屓にされたけど、
1986年にドラクエが発売され(ゲームだけど感情移入しやすいヒロイックファンタジーのシナリオ)、
アルスラーン戦記が発表され、
1987年にロードス島戦記が出て・・・と、
読みやすくストーリーもよく出来たライトノベルが次々と登場してから、
当時の少年/少女が平井和正に見向きもしなくなったというのはあるかもしれない。