>>230
そもそも1979-82年当時のファンはウルフガイの延長で小説幻魔大戦を読んでいて、
少年マガジン版やSFマガジンの新幻魔大戦の続きを読みたくて読んでいるわけではなかった。
少年マガジン版は秋田書店から刊行のサンデーコミック・幻魔大戦で読めたわけだけど、
新幻魔大戦は漫画版は単行本化されておらず、小説版で平井和正作品として読めるだけだった。
1983年以降に贔屓になったファンは角川映画のマスコミ宣伝と本屋に平積みされた緑の背表紙で洗脳された当時の少年少女たち。
結局、それらの層のほとんどは飽きや平井和正の自己満足のまみれの体たらくをみて、どんどん離れていったわけだ。
金にならないから出版社としても関わりたくないし、トラブルを起こすし、出版業界としても追い出したかったんだろうね。
1979年から1980年代に贔屓にした層としては、俺達が幻魔大戦という作品を引き上げてやったんだという気があるから、
石ノ森章太郎サイドが平井幻魔大戦を食って、石ノ森幻魔大戦にしてしまうような様子が気に食わないわけか。
ヒライストというのは緑の背表紙の世界の記憶を大事にして、そこに閉じ籠っているカわいそうナ爺たちなのだな。
石ノ森章太郎の幻魔大戦を頑張って贔屓にしてやろうという気がないことが分かった。
正典・幻魔大戦を原点とする幻魔大戦の続きは小学館という漫画会のパトロン企業により育てられて歴史に残るだろう。
しかし、その歴史の陰で、「反省できなかった愚かな奴ら」と誹りを受けるのは自分たちで自分たちを欺き続けたウルフガイ・ドットコムとヒライスト達だろう。