思想の自由にかかわるから、平井作品へのアクセス制限は無理だろう。
しかし、そう遠くない昔に作品にかかわるこんなこと出来事があった、
というのは、本当は読む前に分かった方がいいかもしれん。

実際、昔読んだ「宇宙の戦士」の文庫本には、
「この作品は危険だ!」という皆様の声をまとめた記事がついていて、
出版当時の雰囲気が分かった。
この時代なら「幻魔大戦」の方に同様の記事が必要な気もするが、
誰もわざわざ火中の栗は拾わんのだろうな。

信者の財産をかっぱぐ出家商法だの、催眠商法だのは、
内容の公開はされていないが、手口の粗筋はばれている。
こどものうちに社会科の時間とかで警告しておく方が親切なんだがな。
騙されて丸裸になった後で知っても遅かろう。
それでも手を変え品を変えて続くんだろうけどね。