手塚のはちょっと違う。
キャラを俳優のように扱い、複数の作品に違う役で出演させるシステム。
ブラック・ジャックは少年漫画の集大成でもあり、どこかで見たキャラが大勢いるが、
アトムのようなキャラが出てきても、足からジェットを吹いて飛ぶわけではない。

松本のハーロック、エメラルダス、999あたりは元々同じ世界観と言っていた。
クロスオーバーも不思議はないが、単品より話が面白くなるかどうかの問題だろう。

永井はストーリーものでは何を書いてもデビルマン以上とは言われず、
結局最後はデビルマンオチという印象。実際は他にも色々書いてはいる。

平井はウルフランドでのギャグとか、トルテックでのカーテンコール以外に
大したクロスオーバーは無い気もするが。
しいて言えば狼男が幻魔大戦に出てくるが、マンガでは名も分らぬ狼男だし、
小説でもアダルト本人ではない。