闘病日記内で、

「怪談って、実話という名目ならテキトーな話でもウケるのは解せない。
俺たち小説家は、頭をひねって面白い話を考えてるのに」

なんて言ってるけど、そういう自分が脳梗塞で倒れたという「実話」で注目を浴びるのはいいの?という気がする。

実際、この闘病日記、小説として読めばクソほども面白くないけど、実際に山本弘の身に起きた本当の話、
という冠があるから、注目されてそれなりに賞賛されてるんだろうしな。