「黒い文学館」を駄本と考えることと、その著者を「一級の文学者」と考えることは必ずしも矛盾しませんね。
例えば矢野目源一の戦後のお色気随筆やハウザー健康法の本は駄本でも、矢野目源一の翻訳は「一級品」です。
しかし、まぁ一級だの二級だのなんて、平成のはじめころに廃止された日本酒級別制度じゃないんだから。
トッキュウなら、むかしの共産党の親玉かね。(徳田球一なんて名前は、いまの若い衆には分からんかな?)