まあそういうのだと『1984年』など、さも世界の1/3を支配する全体主義国家に主人公が洗脳されるように見せかけ、
実は孤独な狂人(オブライエン)の妄想に付き合わされているだけの、戦争も何もないただの不況のイギリスの話なのです。
(戦争で真っ先に標的になるはずのロンドンに「古い町並み」があったり、
 ドイツ<ユーラシア陣営>の「ルンペルシュティルツヒェン」を主人公が知っているのがその証拠。)

実際の所、SFにおいてもそんなものが成功したためしはないのですから。
(たまに成功しているように見えますが、実は旧支配者にお金を貢ぎ、わざと倒されたふりをしてもらっているだけなのです。)