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>「一妻多夫」制度を産んだ描いたSF
リチャード・エイヴァリー著「クレイトスの巨大生物―コンラッド消耗部隊」(創元推理文庫)
恒星間の移動が可能になった宇宙開拓時代。
居住できそうな惑星の調査&障害となりそうなモノの排除を行う先遣部隊は、重罪の囚人達から減刑と引き替えに志願した「消耗部隊(=死んでも構わない連中)」であった。
コンラッド隊長が率いる消耗部隊が向かったのは、デューンのサンドワームみたいな巨大な蚯蚓「デスワーム」が多数うろつく危険な世界だった。
その繁殖方法とは、一匹の女王(確か子宮多数)に多数の雄が群がって繁殖するという一妻多夫制だった。
コンラッド部隊はその拠点を叩いてデスワームを壊滅させる。