技術屋の俺からすると、私は慎吾 はマジで感動もの。
お話も良いんだけど、序盤で日本の工業にロボットがやって来た時代を凄く丁寧に描いてる。
単純作業しかしないロボットなのに、それで工場の人の動きが変わり、辞めさせられる人もいれば、作業の中身を聞きに辞めた職人に聞き込みに行く人もいる。
ロボットの描写は、絵は分かりやすく翻案されてるけど、最初にゼロ点を設定してからアームの動きを定義し、調整が必要なところは映像でポイントを指定したり、またはアームを動かしてティーチングしてあげたりはまさに現代に続く工業用ロボットの要所を抑えてる。
小学館の取材能力も大したものだと感動したよ。