「ゴルディアスの結び目」って傑作といわれるけど
内容は悲惨で世界観がおぞましくって小松左京の暗黒面が
色濃く出ていて正直苦手だった。
ラストは二人は部屋と共に封じ込められたものと思ってたけど
今回の「100分de名著」では二人の命がけの愛で別の宇宙に
超出していったのではないかと解説されていて
これだとロマンチックな救いの物語と読むことができそう。
久しぶりに読み返してみたくなった。

最終回は瀬名秀明が「虚無回廊」を語ってくれるようなので
これもまた楽しみ。