平井和正★14

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2019/03/31(日) 20:36:57.71ID:Ttqrh2/S0
!extend:checked:vvvvv:1000:512

前スレ
https://mevius.2ch.net/test/read.cgi/sf/1536374820/l50
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured
2名無しは無慈悲な夜の女王 (ガラプー KKcf-/oUS)
垢版 |
2019/03/31(日) 21:12:35.22ID:862z9auvK
>>1
おつ
テンプレは




いっか
3名無しは無慈悲な夜の女王 (ブーイモ MMbf-+pOU)
垢版 |
2019/03/31(日) 22:12:43.34ID:0dAUD7k7M
>>1
幻魔乙戦
4名無しは無慈悲な夜の女王 (ブーイモ MM8f-+pOU)
垢版 |
2019/04/01(月) 16:07:43.70ID:SZxFCkBGM
何で三つもスレがあるの?
2019/04/01(月) 17:50:58.57ID:JzapwL5pM
http://itest.5ch.net/lavender/test/read.cgi/english/1552040728

【朗報】
「電子マネーをチャージ(charge=入金)は意味不明な和製英語でネイティブには通じない」
という俗説を忘れたくない人達がとうとうEnglish板に殴り込み
→「辞書に載ってるぞ」の声に何事も無く爆発四散
6名無しは無慈悲な夜の女王 (ワッチョイ ab01-+pOU)
垢版 |
2019/04/02(火) 21:10:57.83ID:uzYS8Tqw0
巨乳
2019/04/02(火) 23:49:14.32ID:6p0aeMnM0
海野十三の作品に、美女の青い影の原型ともいえるものがある。
古い屋敷に住む美人のお姉さん、名前は雪子、彼女が作った別世界に通じる機械、
助言してくれる年長者の男など…

たぶん平井がまだ未成年の頃に読んだんじゃないかと想像する。
発表は平井が8歳の時の作品で、その後単行本化されている。
タイトルは四次元漂流。
2019/04/03(水) 01:37:16.40ID:l2qHknuqa
平井地球樹理論で言えば
「それは違う。海野十三が『美女の青い影』を幻視して『四次元漂流』を書いたのだ!
海野は言霊使いだったのだ!!」
ということになるw
2019/04/07(日) 19:21:25.14ID:0UrtyjtV0
海野作品を原型と書いたがパクリとは思っていない。
源流という表現のほうが正確か…。
鉄腕アトムの源流はピノキオだが、あれをパクリとはいわん。

ところで美女の青い影の影を残したものが地球樹の女神だが、
その原型たる消えたXが世に出ることはないだろうか。
中学生時代のピュアな和正君は、おそらく海野十三的少年小説の
展開を選び、物語を素直な終わり方にしたはずだ。
あれこれ経験したおっさん和正君は、あのような終わり方にしてしまったが…。

魔法大戦は読めて嬉しかった。
消えたXもなんらかのかたちで世に出してくれれば嬉しい。
2019/04/07(日) 19:26:32.52ID:Uyi6mzTI0
ワッチョイなしの方が本スレだよー

https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sf/1554037195/
11名無しは無慈悲な夜の女王 (ワッチョイ ee63-ZHsX)
垢版 |
2019/04/07(日) 19:45:22.68ID:0UrtyjtV0
>>10
私はワッチョイありの方に書き続けるつもりだ。
そういうことだから。
私の書き込みをよそのスレに勝手にコピペしないでくれな。
2019/04/07(日) 20:03:07.25ID:Uyi6mzTI0
ああそう。では御自由に〜
2019/04/07(日) 20:23:19.35ID:GQbcmumL0
平井和正って結構時事ネタ多いから
今読むとなんだっけってのが多いんだよな
地獄の軍団を名乗るバンドなんかアダルトウルフガイの終盤よく言及されてたけど
あの件を読むと、ボブ・ディランは好きっぽいな
2019/04/08(月) 08:00:26.30ID:NDD+EqKKa
>>10
>>11はなんか見覚えのある文体だなぁ…下衆の勘繰りか知らんが、ひょっとしたらまだいたのか?
2019/05/02(木) 11:23:27.01ID:6BsQ5u4Z0
新幻魔大戦を読んでいる。
読むほどに妙な気分になってくる。平井和正はどこまで書く気でいたのか……。
1978年の「別冊新評:平井和正・豊田有恒集」に寄せられた星新一の「新・幻魔大戦を読んで」での賞賛の一文を重ねて読み返すと、さらに複雑な気分になってくる。
2019/05/02(木) 12:06:32.63ID:giQvnzuFd
月影の退場で後釜に送られた犬神少年が嵐の江戸に来る描写から筆が進まないって話だったっけか
2019/05/02(木) 12:16:36.13ID:6BsQ5u4Z0
歴史をやり直すというストーリーと聞くと、1967年の豊田有恒の「モンゴルの残光」を思い出す。
平井和正の場合、その物語の出発は人類の滅亡を回避するため、宇宙の破壊者「幻魔」に抵抗する勢力を地球が持つためという動機なので、その収集のつかないスケールアップはお得意なものだったろう。
で、その中身たるや、どうだろう。

慶安事件の主人公、若き由比正雪と出会う。
転向者、沢野忠庵と出会う。
江戸時代の犬神と出会う。
真名児と出会う。
シルヴァーナと出会う。
2019/05/02(木) 12:42:36.94ID:6BsQ5u4Z0
>>16
そうだよ。少年が来てからどうなったろうね。
シルヴァーナを得て、お時が迎えるイベントは2つあったはずだ。
自分の出産、そして、シルヴァーナの出産だ。
物語は歴史的な慶安事件を追うことになるが、そう素直に進めないのが平井和正だ。

でも連載は中断、そのあともハヤカワで単行本化されなかった。
たぶん人気なかったんだろうな……。
新幻魔大戦終了の翌月からSFマガジンで狼のレクイエムの連載開始だ。
このあたりの詳しい事情を平井和正は書き残していないはず。
言霊云々というのは誰も信じないだろう。
たぶん、1973年2月号に掲載した「女狼リツコ」の評判がよくて、ウルフガイ続編の依頼がされたのじゃないかな。
2019/05/05(日) 22:38:57.25ID:ErwCps4S0
正雪の登場はおそらく、山田風太郎の「魔界転生」(1967)への対抗心と思う。
講談的文章表現は山田風太郎の好む文体だが、新幻魔大戦にもわずかながらその手法が取り入れられている。
さらにその作品には「魔人」という表現が散見され、また屋敷の地下に怪しい隠れ家がつくられて禍々しいことが行われている描写がある。
新幻魔大戦にも「魔人正雪」という表現が為され、かつ正雪の屋敷の地下に隠し部屋が存在し、禍々しいシーンが描かれる。
登場する忍びの男の名の「月影」も、山田風太郎の作品にある。人物名でないらしいが。

当時の人気作家山田風太郎に対する不満、対抗心があったのではないかと推察する。
当時の平井和正はまだ若く、血気盛んであろう33歳だ。
体力も精神力もあり、「山田某になぞ負けない!」という強い気概があったのではないか。
高橋留美子との対談でも、名前こそあげていないが嫉妬する人気作家のことが語られている。
嫉妬の対象は一人ではないだろうが、その中に山田風太郎が入ったろうな……と、新幻魔大戦のさまざまな描写を読みながら、そう思えてくる。
2019/05/06(月) 11:04:33.96ID:mvd5vVkWd
雑食や肉食に寄った雑食のホモ・モンストローズスって肥満できるんかな、体質的に
豚や海獣あたりの系統は別として、こんな感じで

https://pbs.twimg.com/media/D5ZHKcUU8AAOhQG.jpg
2019/05/12(日) 21:38:18.67ID:3PxZurMG0
沢野忠案の登場はおそらく、山田風太郎の「外道忍法帖」(1961)や、遠藤周作の「沈黙」(1966)からの影響と思う。
「外道忍法帖」にはこれまた由比正雪が登場し、ベアトリスという女性も出てくるので無視できない。(魔界転生にもベアトリスは登場する。山風の影響たるや……)

「沈黙」は日本文学史上、信仰を正面から扱った屈指の名作だ。半世紀経た現代においてなお消え薄れぬ存在感。信仰者遠藤周作でなくて為し得なかったろう。
流石というべきか、遠藤周作の信仰者としての、神への切実な恋心を刻み込んだ力作で、それは若き平井和正の芽生えていない信仰心に深く響いたと想像する。
この作品を平井が読んだという記述もインタビューも憶えがないが、しかし、これらを読んでいないなどと、どうして考えられよう。
当時、エリート、超犬リープなどの漫画原作を書いていた平井和正が、これを見逃すなど到底思えない。
2019/05/12(日) 21:52:20.11ID:3PxZurMG0
「沈黙」に登場する沢野忠庵はインテリジェンス豊かな高潔な人物であったのに、神の使徒を棄て、かつての「兄弟」を迫害する側に回った……、その歴史上の人物の描写に、平井は注目したと考える。
当時の平井和正は人間の醜さへの好奇心が強く、少なからぬ作品で悪の性向をもつ人間を描いている。
悪に傾く人間、悪に染まる人間、悪を生産する人間。
1962年雑誌掲載の「ロボットは泣かない」にははっきりと人間の邪悪を書き込み、そのころから彼のテーマとして絶対に外せないものとしてあったことが窺える。

悪から回心した千波(お時)が、悪に回心した沢野忠庵と出会うエピソードは読み返すほどに興味深い。
だが、残念ながら(本当に残念ながら)未消化の感は拭えない。
平井和正は沢野忠庵について書き足りないものを感じていたのではなかったか。
なぜ、人は転落するのか。
なぜ、人は悪に向かうのか。
この問いは彼の作品で繰り返される。
2019/05/13(月) 06:25:01.26ID:EEWM/xYfa
なんだろうなぁ…あんま好きではないな、この手のひとりがたりわ。
2019/05/19(日) 21:26:34.47ID:Kvo02Wy60
遠藤周作は沢野忠庵の子孫と会ったことがあるらしい。子孫と会って、その三百年以上さかのぼる、その先祖を、わざわざ悪魔的人物に描くものでもないだろう。現実に触れると、山田や平井のようにぶっ飛ぶわけには中々いかないものだ。
実際、1974年のレポート(翻訳発刊は1986年)を読むと、山風・平井が描いたたような怪人物という印象はまったく受けない。遥か海を越えた異国の地で拷問を受け、棄教して体制側につくも、肩身の狭い日々を送った無力で哀れな老人……そんな印象だ。
中国人商人の未亡人だった日本婦人と結婚するか、家政婦とするようにと命ぜられる。
長崎の洪泰寺という禅寺に登録され、息子の沢野忠二郎とともに葬られている。彼が実子か、未亡人の連れ子か不明。
日本側の資料にはふたりの娘がいる。一人は杉本忠恵の嫁となる。その子孫は代々徳川幕府に医官として仕えた。
忠庵の仕事は長崎の奉行所で通訳として働き、ポルトガル語やスペイン語の文書を翻訳、宣教師の手紙を翻訳・解釈していた。
1636年の「顕偽録」は彼単独のものでなく、不特定多数の手により作成されたらしい。
実は絵踏みの創案者ではない。等々。
……フーベルト・チースリク(Hubert Cieslik)による「クリストヴァン・フェレイラの研究」から

もともと山田風太郎の作品は少年漫画的な作風なので、悪役はいかにも悪役だ。彼の沢野忠庵は、大柄で金髪碧眼、悪魔のような男として、溢れる狂気を禍々しく描写する。そのあたり、いかにも山風だ。
で、平井和正は、山風忠庵をスケッチしたような男にした。
平井がそのようにした最大の理由(推測)は後述するが、注目すべきは、山風が「感情倒錯症」という言葉で表現した回心の心理を、平井が採用したことである。回心がキーなのだ。
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