柳田理科雄は、ゴジラやウルトラマンやをネタにしている内はよかったんだよ。
ゴジラもウルトラマンも、科学的にあり得ないことを作り手は百も承知で作ってたからね。
むしろ、ゴジラやウルトラマンを実現しようとするとこうなる、ってのを示していて面白かった。
逆に、「二十世紀少年」や「シン・ゴジラ」では、柳田が指摘したことを見事に取り込んでたりする。

柳田の失敗は、リアルロボットものなどの設定を作り込んだハード寄りの作品まで手を出したことだ。
しかも、肝心の作品をほんの一部しか見てないんだよね。これじゃ、叩かれるのも当然だ。
これは、柳田の自業自得だよ。