早川はがんばってると思うよ
SFやファンタジーが売れなくなっている分、ポピュラーサイエンスやノンフィクションの分野
で早川は評価したい本をたくさん出してくれている

オリヴァー・サックス、ホーキング、ドーキンスといった著者だけでなく、ディラックの伝記、
「がん 4000年の歴史」、「神は数学者か?」、「破壊する創造者」 など、洋書で評判となり
自分の目にとまったような本も、早川は次々と翻訳し出版してきた

トーランド 『大日本帝国の興亡』 (全5巻) などは、復刊するだけでなく電子書籍化まで
果たしたことを高く評価したい

リチャード・ローズ 『原子爆弾の誕生』 なども、早川書房が版権を取得してくれていたら、
今ごろはもっと多くの人たちが、本書を文庫や電子書籍で読めていたかも知れない