韓国軍慰安婦(かんこくぐんいあんふ)、または大韓民国軍慰安婦
(だいかんみんこくぐんいあんふ、朝鮮語: 한국군위안부、대한민국군위안부、英語: Korean Military Comfort Women[1])
とは、第二次世界大戦後、日本の統治を解かれた朝鮮において韓国軍と在韓米軍や国連軍を相手にした慰安婦。
1948年8月15日にはアメリカ合衆国の支援を受けて大韓民国が建国された。同年9月9日には朝鮮民主主義人民共和国が独立する。
しかし、1950年より南北朝鮮の間で朝鮮戦争が勃発、1953年7月27日に休戦する。

朝鮮戦争中に韓国軍は慰安婦を募集した。
韓国政府は、韓国軍・米軍向けの慰安婦を「特殊慰安隊」と呼び、設立した[13][5][25]。

大韓民国政府は、韓国軍と国連軍のための慰安所を運営した[26]。
韓国軍は直接慰安所を経営することもあり、韓国陸軍本部は特殊慰安隊実績統計表を作成していた[5][6]。
部隊長の裁量で周辺の私娼窟から女性を調達し、兵士達に補給した[11]。
韓国軍によりトラックで最前線まで補給された女性達は、夜になると開店しアメリカ兵も利用した[11]。

韓国戦争以降1990年代まで在韓米軍の韓国駐留時[27]に韓国軍によって強行され、
韓国軍と在韓米軍の性的欲求を解消する目的で強制的に集団的性行為を強要された事例もある。
特殊慰安隊

韓国軍が1951年-1954年まで「特殊慰安隊」という名前で、固定式あるいは移動式慰安婦制度を取り入れて運用したことは
韓国陸軍本部が1956年に編纂した公式記録である『後方戦史』(후방전사)の人事編と目撃者たちの証言によって裏付けられた[28]。

韓国軍は慰安婦を「特殊慰安隊」と名付け、慰安所を設置し、組織的体系的に慰安婦制度をつくった[9][29]。
金貴玉によれば、韓国軍慰安婦の類型には、軍人の拉致、強制結婚、性的奴隷型、昼は下女として働き、
夜には慰安を強要されたり、また慰安婦が軍部隊へ出張する事例もあった[9]。
また、正規の「慰安隊」とは別に部隊長裁量で慰安婦を抱えた部隊もあった[30]。

日本人慰安婦も在日米軍基地周辺や朝鮮半島へ連れて行かれたこともあった[31][32]。