>>585
詩羽がすごいのは2008年に書かれたこと。

メルカリどころかuberやairbnbもまだ出来ていない、
シェアリングエコノミーや評価経済、人と人を結びつけるP2Pビジネスなんて、
まだほとんどの人が意識してなかった時代。

そういった時代に、将来の社会的変化の予兆を捉えたうえで、
フィクションとして発展させたあの作品は、紛れもなく秀逸なSFだと思う。
この手の作品がそれ以降出ていないのは本当に残念。


…ただ、第2話以降が急激に説教臭く、思想臭くなるのも本当に残念。
第1話(物と情報の交換で話が進んでいく)だけじゃ成り立たないのも分かるけどさ。