>>344
補遺:20??年11月??日、SCP-????の収容エリア付近にキツネ属と思われる実体が出現しました。
実体はSCP-????の侵入・退出用に意図して用意された通行路を通ってエリア内に侵入したところ、収容手順の一環として設置されていた装置の影響を受け、終了したものと思われます。
死体の付近にはSCP-????の収容に使用する[編集済]等の物品が散乱していました。
これまでの記録でも職員が認識しない内に収容エリア内へ物品が出現している例があったことから、この実体が何らかの方法で財団に認識されないまま物品を収容エリア内に持ち込んでいたことが推測されます。
また、実体を終了させた装置は、収容手順の更新手続に合わせて当事案の5日前にエリアへ設置されたばかりもので、設置から当事案までに上述の物品出現事象が確認されていない事から、実体はこの装置の存在を認識していなかったと思われます。

なお、20??年10月?日に発生した、収容に必要な物品がエリア内から消失したことによるSCP-????の収容違反によって、エージェントを含む職員20名が終了した事案との関連性は現在調査中です。