>>874
人間社会に対する影響、ヴェールを維持するのがどれくらい大変か、という観点である程度説明はつくと思う

例えばSCP-083-JP(ノーチラスと猫)の場合は
・影響を受けるのが個人
・他人との接触を避けるため情報が漏れにくい
・人命や資産に対する破壊的影響がない
ため、仮に放置したとしても異常に関する情報が拡散する恐れがほとんどないからeuclidということだろう

またeuclidで影響が大きいものとしてはSCP-701(吊られた王)の悲劇などもあるが、これも影響者が全員死ぬか、
生き残っても記憶を失うか昏睡状態または精神病を発症するか、なので、やはりそれ以上の影響の拡大がない

収容違反を繰り返すSCP-682(不死身の爬虫類)などの場合は、大暴れするので人目に触れた場合の影響範囲が大きいし、
財団資産や収容施設に対するダメージにより、連鎖的に他の収容違反を誘発する危険性もある

あとは収容不可能で悪影響がなくketerなものとしてはSCP-2872(ある駿馬)やSCP-396(突然の椅子)があるが、
前者はもし地球から観測された情報が広がれば、地球上のどこからでも見られるため隠蔽が不可能で、
後者もTVの生放送中に目立つ場所で発生したりすればその時点で全世界が異常を目撃してしまうため、
ヴェールに対する影響が大きいから、それによってketerになっていると考えられる