「カラー・アウト・オブ・スペース」みた。
タイトルバックのナレーションを聞いた時点で
これは原作を大事に扱った映画だと確信

現代を舞台にし、いくつかのホラー要素を加えた以外は
ラブクラフト映画としてかつてないほど原作に忠実 (だと思う)

でもって、これが最も大事なことだけど、映画としてきっちり面白い。

主人公の役柄はニコラス・ケイジに合わせたのか挙動がエキセントリック
それが面白さになってるのは間違いないけれど
原作が持っている、善人の一家が一人ずつ破滅していく悲しさはかなり薄れた
これは仕方ないか

この監督、今後もラブクラフトをやりたいようだけどなんとか実現してほしい
90年代には今後のホラー映画を担う人になるかと思われた監督なのだ