量子コンピューターに革新を起こす発見が「機材の爆発」から生まれる
ttp://gigazine.net/news/20200320-nuclear-electric-resonance/
|2020年3月11日(水)、ニューサウスウェールズ大学の量子工学教授、アンドレア・モレロ氏を始めとする研究チームがNatureに発表した論文で、
|「nuclear electric resonance(核電気共鳴)」の発見が報告されました。核電気共鳴はノーベル物理学賞受賞者である
|ニコラス・ブルームバーゲン氏によって1961年に予想されていましたが、約60年間、誰も発見することができなかった現象でした。

|モレロ氏は「核電気共鳴は、磁場を発生させずに、単一の原子核の磁極を制御できる方法です。この発見は、量子コンピューターを
|構築するための新たな道筋ができたことを意味しています」と語っており、量子コンピューター技術のさらなる発展を示唆しています。

他にも、医療分野で従来のMRIに代わるERIの開発により装置の小型化や省電力化も期待されるとか。