>>169
もちろん。善良で正しい左翼は存在しうる。

右翼はしばしば「左翼は全体主義だ」などと非難攻撃するけれども、
右翼と排外主義が原理的に不可分であるのに対して、
左翼と全体主義の場合は原理的に結びついているわけではなく、
たまたまこれまでの左翼体制が便宜的に全体主義を採用していた例が多かっただけの話だからね。
(ついでに言えば、伝統回帰・排外主義を掲げる右翼体制が全体主義を取った例も非常に多い。
 全体主義は左翼の専売特許では全くない)

本来左翼とは万民の平等と幸福を追求する思想であり、善良で正しい左翼というものは十分に想定可能。
左翼の理想がこれまで実現できた例がないとしても、それは左翼が原理的に間違いであることを意味しない。

対して、右翼は排外主義と独善に居直る思想であり原理的本質的に邪悪。
「善良な右翼」など、そもそも語義矛盾でしかない。