>>198
なんやかんやで収容違反する程度の能力
正確にはSCP財団という物語の行間、空白期間を改竄する能力

作中の描写を例に出すと
SCP-4455が銀行強盗を取り押さえた際に機動部隊が乱入し(なんやかんやで)収容しました。
公園にSCP-4455がいたので機動部隊が現地に出動し(なんやかんやで)収容しました。
SCP-4455のアジトを見つけたので奴が帰宅した隙に鉄板とSRAで家ごと閉じ込めて(なんやかんやで)収容しました。

こんな感じでどの物語にも過程を端折った空白期間があるんだけど、SCP-4455はこの空白期間の内容を操作する事で自分に有利な結末に導く事が出来る
これは現実改変ではなくどちらかというと空想科学部門の案件だからSRAなんか効く訳がない(仮に効いても空白期間が生じるとなんやかんやで攻略した事にされる)
最後はSCP-4455が能力の起動に必要な物語の空白期間を可能な限り少なくする為に機動部隊員が自らの行動を常に実況する事で物語を改竄する隙を与えずに拘束
収容スペシャリスト達も自分達の行動を実況しながら現在の収容環境を構築する事で晴れて完全な収容に成功したというわけ

最後のオチは恐らくSCP-4455の記事という物語を職員(読者)が読む事で過去と現在の間という空白期間が発生してしまい収容違反する隙を与えてしまったと考えてる