>>433
そこは路線変更の痕跡だろう。誰しも引っかかるところ。

破滅に瀕した世界は「ハルマゲドンの少女」で少しだけ描写される。
東京ではなくニューヨークだが。
漫画ノベライズでも、おそらく似たようなものになったのだろう。

絵柄が時代の流れには抗しがたい漫画よりも、まだ量産型になっていなかった頃の平井の文章で読んでみたかったという空しい願望は、確かにある。
でも平井にとって、旧作のクリーンナップより、自分の宗教体験の言語化の方が大切な作業だったんだろう、と考えている。

このスレでも言及された、著作権云々の話もあるのかもしれない。
しかし、駆け出しの時から版元と喧嘩三昧の男が、たかだか金銭トラブルで執筆予定を曲げるものかな、と個人的には疑問が残る。