>>631
あれは、他人が分からなくて怖いという少年が、どうやって世間と折り合いをつけたか、という筋にSFの衣を着せた作品だ。
そういう意味では、最終作は極めて陳腐だが真っ当な回答だったと思うよ。
少なくとも、主人公が幻魔とまともに対決せず、それを正当化するトルテックよりはマシだと感じた。

NHKの密着ドキュメントも見た。
アニメ制作は作家と違って集団制作だが、あれだけ遅れまくり我儘しまくりでもついてくる優秀なスタッフがいる時点で、少なくともコアな仲間には愛されている人間なんだろう。
嫁とも折り合い良さそうだし。
他人が怖い、という感覚自体が被害妄想気味だったのかもしれない。