富野義行監督作品はSFとしては全く革新的ではない

革新的だったのは、TVまんがという幼児、児童向けジャンルに
シリアスな人間ドラマを持ち込んだ所

価値観や世界観が大きく異なる、あるいはそれらの変革を要求してくるSFは
目的が人間ドラマを描く事な場合は、むしろ邪魔になってしまう

結果、過去の歴史をなぞるかのようなプロットや
使い古された陳腐なSFっぽい世界観や設定
科学的な考証を無視した表現などが頻発する

もちろん
革新的なSFではない事が、作品の質の高低には一切関係がない