近代国家の侍従ってのは別に召し使いじゃなくて、
政策について君主にアドバイスしたり、君主と政府の連絡役・折衝役を担う役職で、
ゆえに君主の信頼が厚い大物文官が任ぜられるのが一般的なんだけど、
専制君主で事実上の独裁者であり、かつ軍事だけでなく行政でも天才をいかんなく発揮した
ラインハルトにはそんな役職者は必要なかったという事か。