>>332
例えばどのテストを受けるか自分で選ぶ様な場合には「数学のテストを取る」といった表現がありうるし
点数は評価の一形態であるため「評価を受ける」と同じで「テストで100点を受ける」という表現は、珍しいが成り立ちうる

「テストを→受ける」「点を→取る」の様なよくある組み合わせを抽出したものコロケーションと呼ぶが、
コロケーションはあくまでも「使用率が高いから覚えておくと便利」といった運用をするものであり正誤の判定には使わない
(使用率が低い≠「間違い」「通じない」)

よく「靴は『履く』もので『着る』とは言いませんよね。この正しい組み合わせがコロケーションです」といった説明をする人がいる
(大学教授クラスでもいる!)が、この説明には誤謬がある
「履く」が正解なのは履くという言葉に「下半身に身につける」という意味があるからであり、
「使用率が高いから(みんなが履くと言っているから)正しい」という訳ではない事に注意する必要がある