父が連れて行かれた謎の施設を探してる

三十年ほど前に秋田から山形に向かう途中
病院みたいなホテルに泊まったらしい
フロントには「受付」と書いてありナースステーションのような見た目で
客室内にはパイプベッドと簡易的な洗面台。窓には白いカーテンがかかっていてどこをどうみても病院のようだったらしい

夜は受付のおばさんが一人いたが朝起きるといなくなっていて館内を歩き回ったがおばさんどころか客の一人もいなかったので
会計も出来ず仕方なしにそのまま出てきたそうだ

徘徊中に食堂らしきものを見かけたが食事の用意は勿論なくて綺麗めな廃墟にいるみたいだったって言ってた

秋田から山形に向かってたのでもしかしたら岩手?とかかも知れないけど
ネットでどう探しても見つからなくてずっとモヤモヤしてる