創元でずいぶん前に刊行予告があったまま消えた『サラゴサ手稿』だけど、
岩波のあとがきによれば、そもそも2002年に新しい草稿が発見されたり、
その研究者たちがその後に出したバージョン以前のものには、別のポーランド人が補完したオリジナルじゃない部分があったりしたそうだ
しかもほぼ別の物語と言えるほど違いがある、1804年版と1810年版が存在しているという