原始的隕石から液体の「水」 立命大など発見「太陽系の謎迫る」

 隕石(いんせき)中に閉じ込められた二酸化炭素(CO2)を豊富に含む液体としての水を発見したと、立命館大や米航空宇宙局(NASA)などのチームが発表した。
 原始的な隕石に含水鉱物があることは知られてきたが、水酸基(OH)や水分子として存在していた。
 今回の水は46億年前の太陽系形成時のCO2を含む氷に由来すると考えられ、「太陽系がどのようにできたかの謎に迫る発見」としている。
 論文は22日、米科学誌サイエンス・アドバンシズに掲載された。


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