「魔法科高校の劣等生」などは、原作の細かい説明の省略がうまくて、時間経過や
場面の転換がテンポが良く進んでいくため、見ていて気持ちがいい。

アニメの場合は、登場人物の一瞬の表情や行動でかなりの情報を伝えることも可能
だから、説明しきれないというようなときは、脚本の構成が悪いか、絵コンテの切り方
が悪いかすることの方が多いと思う。

「サクラダリセット」の場合は、原作では時間が行きつ戻りつするところを、アニメでは
過去から未来へ時間が直線的に経過するよう大幅な構成の組み直しをしているため、
限られた時間の中でも、長い原作の話が追いやいようになっている。